【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ47)

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尊敬する人と愛した人(Respected and loved ones)📖 ページ47

Ace side.

やっぱりそうなんだよな～……オレも人の事言えねーけど。

Aさんが死んだ日にパーティーをしようって言ったのはユウだった。忘れたくないからって言っていたから。オレ等はそれに乗って皆でやっていた。

最初は1年生だけだったのがだんだん大所帯になって……結局Aさんに会った事のある人全員が集まった。

エ「あーホントカッコつかねーわ。」

皆で集まって夜になると皆泣いて。本当お気楽様だよな……本当。

エ「はぁ、なんか誰かくだらないジョークでも言ってくれりゃいいのに……」
？？「んじゃ、猫が寝込んだ、布団が吹っ飛んだ、チーターが落っこチーター！」
エ「って全部親父ギャグか、よ……？」
？？「はは！やっぱお前ならすぐ気づくと思っとったで！」

そこに居るのは居るはずのない人(イレギュラー)で。

デ「エース！どこいって、んだ……」
？？「やっほー皆。３年経ってんのに変わんないね～？」
デ「え、ベン、さ、？」
I「その通り！俺はご存知の通り、ベン・クラングや！」

やっとこれで約束破らんで済みそうやわ！そう言って笑うベンさんは本当にベンさんで。オレ等は柄もなく大泣きしてしまった。

～～～

もれなく皆の所に行って大泣きさせたベンさん。そしてリユさんも来たみたいで。そして大泣きしている現場に鉢合わせたので動揺していた。

U「え、ベン。え？？？」←
I「俺のせいじゃ……いやあるのか？」←
U「……処す。」←
I「こっわ！何なん！？」←

そう言いあう姿は前も見たことのあるような光景で少し安心した。その時、オンボロ寮の門前から歩いてくる人影を見つけた。

I「あ、やっと言えたんかい。」
U「本当、時間が掛かり過ぎよ、バカ。」
I「はは、本当にな。……長かったよ、本当にな。」

オレはその言葉で察してしまった。名前さんがこちらに気づくと手を振ってくる。

『おう、待たせたな。』
I「本当にな。」
『ただいまなのか？』
リ「そうですね。今日からそうなりますよ。」
レ「おう、チェスの相手しろ。お前以外全員弱いんだよ。」
『あれま、随分と煽るねぇwww』
ア「Aさん！今日の夜時間が((『あるある。色々と持って来たしやろっか。』……！はい！」

Aさんは他の人の会話をするすると答えていく。本当、この人は凄いわ。
……勝てる気しないわ。何もかも欠けているオレじゃ勝てっこないか……

───幸せになれよ、監督生。
その言葉はオレの中で消えた。