【twst】深海の商人と狂美人系少女【オリキャラ】 (ページ44)

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参拾玖匹ページ44

Aside.

俺は興味のある作品をちらちらと見ていく。まぁ作品を見れる位大丈夫になったようで。海の中に入るのも無理だった頃よりは結構マシになったかなと俺は思う。
サバナクロー寮の3人は来なかった。やっぱ水だからかな、と思った自分がいた。

エ「うわー、すげぇ。中はこんな風になってんだ。」
デ「伝説の海の王の像か……海の魔女以外にも海底にはいろんな偉人がいたんだな。」
ジャ「この王様、なかなか鍛えてるじゃねぇか。」

1年生、はしゃいでるなぁ……まぁずっと働いてて遊ぶにも遊べなかったもんな。……自業自得だけどな←

今日のメンツは
・ノンエクステンス寮生全員
・アズールとリーチ兄弟にキャメル
・エーデュース
・ジャック
・ハイラ
だ。

ア「みなさん、ようこそアトランティカ記念博物館へ。本日は＜モストロ・ラウンジ＞の研修旅行……という名目で貸し切り営業になっておりますのでゆっくり楽しんで行って下さい。」
C「アズールは真面目だなぁ～……」
グ「ふなっ、出たなタコ足アズール……と、思ったらオマエは人間の姿のままなのか？」

あー……確かに。人魚的には元の姿になった方が楽かもしれないな。
でもアズール的には無しなんだろうな……蛸だから。←

ア「ええ。僕のようにタコ足の人魚はこの辺りではとても珍しいので……こっそり写真を戻しに来たのに変に印象に残っても嫌ですから。」
ジェ「そんなに気にしなくても。写真に写っているまんまるおデブな人魚が貴方だとは、誰も気づきませんよ。」
フ「折角帰ってきたんだから、そんなに不便な姿じゃなくて、元の姿に戻って泳ぎ回ればいいのに～。」
C「あたしですら戻ってるのに、アズールは戻らないの～？」
ア「フン。放っておいてください。」

機嫌が悪いように見えるがあの4人は笑っている。
それほど大切な人達なんだろうな。

そして皆で別行動することになった。ユウはアズールが写真を返してる所を見るといって付いていった。そういう俺達はというと見たいものがあったので少し別行動だ。

H「あら、これって……」
C「慈悲の魔女が歌の上手い人魚の声をしまっといた貝だねぇ～。」
『そんな物まで残しているんだな……』

ここの世界のヴィランたちは俺達が知っているような事をしたのだろうか。それとも違うのか。それは時を巻き戻さねば分からないけれど。

そしてアズールの「ツアー代」の話が聞こえて3人で笑ってしまった。