【twst】深海の商人と狂美人系少女【オリキャラ】 (ページ13)

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拾匹ページ13

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スポットライトに当たって出てきたのはやはりアズール先輩だった。
寮長用の寮服を身にまとって出てくるのは流石だな……

ア「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れなみなさん。ようこそ≪モストロ・ラウンジ≫へ。」

胡散臭いっていうのも無理は無いよな、この話し方だし。←

ア「皆さん僕のことはよ～くご存知でしょうが、改めて自己紹介を。僕はアズール・アーシェングロット。オクタヴィネル寮長であり、カフェ≪モストロ・ラウンジ≫の支配人であり、そして──」
監「ここの寮長だったんだ。(ﾎﾞｿｯ」
ジャ「何かすげぇ胡散臭いな……(ﾎﾞｿｯ」

そうジャックと話した後、とんでもない事を告げたのだ。

ア「今日から君たちの主人(あるじ)となる男です。」
ジャ「……なんだって？(ﾎﾞｿｯ」
監「多分、テスト対策ノートの代わりに50位以内に入らなきゃだったんだけど無理だったらそうなる契約だったんじゃないかな(ﾎﾞｿｯ」
ジャ「200人くらいいるのにか！？無理だろ。あぶれるに決まってる。(ﾎﾞｿｯ」
監「それを狙ってたんだろうね……(ﾎﾞｿｯ」

私達には気づかないようで話は続いていく。だんだんと明るくなってくるとアズール先輩の隣にはリーチ兄弟とキャメル先輩が立ってることに気づいた。

ア「君達は僕と勝負をして、負けた。契約に基づき、これから卒業までの間、僕の下僕(しもべ)として身を粉にして働いて貰います。」
エ「ちょっと待った。こんなん詐欺だろ！」
ア「確か君は、1年生のエース・トラッポラさんでしたね。詐欺だなんて人聞きが悪い。僕は契約通り君に完璧なテスト対策ノートを渡した筈ですよ。しっかりこなせば、90点以上は捕れたはずだ。」

聞けば聞くほど契約した側が悪いように見えるけど契約する側にも問題があるような気もする……

エ「ああ。確かに取れたぜ、92点！」
ア「それは良かった！お役に立てたようで何よりです。」
エ「でも対策ノートを渡した相手がこんなに居るなんて話は聞いてねーよ。」
デ「エースの言う通りだ。これじゃ、いくら対策ノートをもらったって上位50位以内に入れるわけないじゃないか！」
グ「みんなが90点以上じゃ、85点以上とっても赤点の時と順位が変わらねぇんだゾ！」

いや、自分で勉強したらいいじゃん！そんなのに引っかかるなよ！！日本の悪徳商法だったらもっと多額な金額取られてるからな！たった数百円程度のビタミン剤で！！←←

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