【twst】捻れた世界と異世界人系少年少女【オリキャラ】 (ページ20)

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拾伍ページ20

アメスside.

ルンルンと廊下を歩く。ジャミル君には申し訳ないけど宴ちょー楽しみ！！

カ「そうだ！名前教えてなかったな！オレはカリム・アルアジームだ！」
ジャミ「ジャミル・バイパーだ。」
AM「私はアメス・イパール！よろしくね、カリム君、ジャミル君！」

とりあえず名前は知れた……

ジャミ「カリムがすまないな。」
AM「いえいえ！……そちらこそ大変なんじゃ……」
ジャミ「何の事だ？」
AM「見た所カリム君の従者とみた！……まぁ私からはジャミル君はよく頑張ってるように私は見えるよ！」

本当に悪気が無いのに悪口言ってる人、私苦手なんだよなぁ……
ぼーっとしていたらもう鏡舎にいて、鏡舎の鏡をくぐり抜けてスカラビア寮前に出る。

カ「多分皆待ってるから早く行こうぜ！」
AM「そうで……」

……あれ、なんか……おかしい……？

ジャミ「どうした？」
AM「ごめん！寮決まったら親に連絡するって言ってたんだ！先に行ってて！」
カ「でも大丈夫なのか？寮迷わないか？」
AM「大丈夫だよ！ちょっと行ってくるね！」

そういって私は人通りの少ない所まできてAに電話を掛けた。

≪……もしもし。≫
AM≪A、多分だけどスカラビアに刺客がいる。多分カリム君だと思う。≫
≪了解、レグを送っとく。≫
AM≪ありがと。≫

電話を切ってため息をつく。多分ジャミル君はあの殺気に気づいてたし、私がカリム君と離れたのは違う理由だって気づいてる。だからついてきてるよね……

AM「あれ？ジャミル君、カリム君と行ったんじゃないの？」
ジャミ「君が寮内で迷うと思ってな。」
AM「ふふ、いいって言ったのにー。でもありがとー！」

とりあえず今は嘘をつかせて？

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Jamil side.

何故か気になる。恋などでは無いのだが。
スカラビアに入った寮生、“アメス・イパール”の事だ。第一印象はカリムだ。

だが俺が従者だと知っていた。
そして殺気に気づいたのか俺たちを置いて人気のいない所まで駆けて行った。
こんなのおかしすぎるだろう。

ジャミ「……カリム、先に行っててくれ。」
カ「おう！」

俺は急いでアメスを追いかけた。そして俺は陰に隠れた。
やはり予想通りで通話で刺客の話をしていた。そして電話相手はA……
……今回の刺客は殺気がほとんどなくてカリムでも気づかなかったのに……

ジャミ「面白くなりそうだ。」

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アスル→ジャミル
勘のいい男の子。

ジャミル→アスル
殺気に敏感なヤツ。