自分11 ページ12
椿side.
輝さんの元を離れ、sing船へ戻る。
そしてそらるに報告して自分の部屋に戻る。
そして鍵をかけて布団に潜り込んだ。
だがどうしても落ち着かなくて布団から出た。
何で輝さんにあの事を話したのだろう……
部屋の中でウロウロと歩く。
T「本当に……なんでなんだ……」
意味が分からない。俺は人に頼るほど弱くてなってしまったのか。
T「……ダメだ……ダメなんだ……」
俺のことは俺だけで解決しなくちゃならないんだ。
それが……それこそが俺の……
トントントン……
S「聖、穂奈美起きたよ。」
T「……分かった、すぐ行く。」
緩めていたサラシを巻いてドアノブに手をかける。
俺は兄さんとは違う。
兄さんは正義感あふれて誰でも頼れるようなそんな存在だ。
でも……俺は……
T「……"和して同ぜず"……俺にはそんな力無いけど。」
毎回俺は人に合わせてる。だって俺がやると……
傷つけてしまうから……
バタン……
残された部屋の机には、パソコンと俺の日記と兄さんのペンダントだけおかれていた。
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『和して同ぜず』
→人と争わず仲良くするが自分の意見はしっかり守っていてむやみに人に同調しないという意味。
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聖夜の夜(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます!本当はもうちょい明るいキャラで考えていたのですが全員の過去を聞いてそんなに明るく入れるはずがないなと思ってやんでますwww。読んでいただけて光栄です。 (2023年1月14日 10時) (レス) id: b110f9f588 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 主人公の聖くん、自分を責めすぎて泣ける 仲間の大切さを教えられた... (2023年1月11日 16時) (レス) @page9 id: fbda915cf9 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 能力パロの方も面白かったです!どっちも好みです!!! オリキャラも好きです♪ 主人公の聖くんが性格神...あんな風になりたい笑 (2023年1月11日 16時) (レス) @page1 id: fbda915cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:聖夜の夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=relatian
作成日時:2021年12月12日 18時