レジレコ短編物語 Part4

Story of 燕 ページ9

《学生設定：みんな高２です。》

「はぁ〜疲れた。帰ろうっと・・・」

みんなは部活があるから外行ったり体育館行ったりだけど、うちは下駄箱へ直行。

ぼーっと歩いていると、誰かが背後から思い切りぶつかってきた。

？「いったぁ・・・あ、ごめんっ！大丈夫？」

ん、この声どっかで聞いたぞ。

振り返ると、尻もちをついてこちらを半分涙目で見つめている燕だった。

「燕？あんたってバスケだったの？」

手に持っているバッシュを指さすと、嬉しそうにうなずいた。

燕「今日さ、練習試合あるんだけどよかったら観に来てよ！」

めんどくさ・・・とか思いつつ、何故かこいつに言われると断れない。

体育館の外からのぞいていることにした。

ウォーミングアップが終わり、試合が始まった。

「まぁあいつの事だし、何やってもダメな落ちだろwww」

と思っていたんだけど・・・

将「燕！！」

ゴールから少しはなれたところから将海からボールを受け取る。

すぐにマークされたけど、高速ドリブルで３人を抜いて綺麗にシュートを決めた。

「・・・やばっ、あいつバスケ出来たんだ。」

見ていると、コートに立っているときの燕の表情がまるで別人に感じた。

なんていうか・・・まじめでかっこいいって感じかな。

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