レジレコ短編物語 Part4

Story of 緩菜　【美咲さまリクエスト】 ページ35

【緩ちゃんside】


「かーんな♪」

緩「A！来るなら来るって言ってよ〜。」

「サプライズだよ〜ん♪」

俺の彼女、A。

子供っぽいところがあるけど、そういうところが好きなんだ。

でもさすがにみんながいるときに来なくても・・・

椅子から立ち上がって迎えると、すぐに手を握ってきた。

俺よりも小さいから、ちょっと見上げる感じ。

春「あーAちゃん！」

「みんなハロ〜☆」

緩「なんか今日テンションたかっうわっ！？」

なんか急に抱きつかれたんですが。

「緩菜ぁ・・・治外法権終わっても全然帰ってくれないじゃん。」

緩「忙しいんだよ、アルバム録りあるしさ。それ前も言ったよね。」

ずっと家を空けてたのは悪いと思うんだけど。

「でもさ・・・一日ぐらい・・・いいじゃん・・・会いたいよ。」

ミ「あーらー。そういうこと。」

だから会いに来たんだ。

俺はAを強く抱きしめ返した。みんなが見てるけど気にしない。

緩「ごめんね、寂しかったんだ。全然気づかなくてごめん。

今日はちょっと早めに帰れるように輩に頼んでみるから。」

Aはゆっくりと顔を上げた。気のせいか少し涙がにじんでいる。

「ううん。緩菜に会えただけでうれしいよ。じゃぁ今日は

久しぶりにラーメン作ってあげる！」

緩「マジか！じゃぁ俺頑張るわ、今から撮影だけど今日中に終わるから。」

「頑張って！じゃぁもう帰るね、みんな急にごめんね。じゃぁ！」

終始笑顔で慌ただしく帰って行った。

緩「・・・ちょっ、みんなニヤニヤしてんじゃねーよっ！」

『幸せだね〜。』

Story of 下ギ会→←Story of　一樹　【酒井楓さまリクエスト】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す