レジレコ短編物語 Part4

Story of 一聖　3 ページ22

私は二人にお礼を言って、家へと帰った。

話まで聴いてもらってお金も払ってくれるなんてなんていい人たちだろう。

なおさらちゃんと謝らないと悪いよね。

ドアの前に立つとなんか妙に緊張してきた、なんて言えばどんな顔して入ればいいのか。

躊躇していたらケータイが震えた、誰だろうと見てみたら・・・

「もしもし？」

『今すぐ帰ってこないとぶっ殺す』

それだけ言うときれた、なら速攻で帰ってやるよ←

ドアを開け、わざと明るめの声で帰った事を伝えた。

「ただいまー！殺されたくないから速攻で帰ってきたよー！」

目の前にはすでに一聖が立っていて、不機嫌そうな顔で出迎えてくれた。

「あ、あの一聖。あれは私が悪かった。ひどいこといって本当に」

一「悪かった。」

先に頭を下げられて普通にビックリしてしまった。

一「俺こそごめん。さすがに言い過ぎた。失敗ぐらい誰でもするのに。」

頭を掻いて、大人げ無かったなとか言いながらちょっと笑ってた。

「私もさ、もっと頑張るから。よし、じゃぁすぐなんか作るから待ってて！」

一「待って！今日はいいから。」

台所に行こうとする私を呼び止めて、一聖がある提案をした。

一「今日はさ・・・ちょっと早めに寝ない？」

「あー分かったー！・・・別にいいよ？//」

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