レジレコ短編物語

Story of 春　2 ページ9

恐る恐るインターホンを観てみると、そこにはやっぱりあの人の姿が。

ドアを開けると、なんだか申し訳なさそうな春の姿があった。

「春・・・」

春「A・・・あの、この前は僕が悪かったよ。」

「いいから、私全然気にしてないし。それより何の用？」

すると、ちょっと躊躇したように後ろに隠していた手を前に出す。

そこには、大きな花束と一枚のカードがあった。

春「今日はさ、僕とAが出会って一年記念日でしょ？だから

何かプレゼントはしたいなって思ったんだけど・・・迷惑じゃなかったかな。」

予想外の言葉に驚きながらも、私は笑顔で花束を受け取り

「ありがとう、春。すっごく嬉しい。」

春「A・・・よかったぁ。」

それから春は私を思いっきり抱きしめて、甘い甘いキスをした。

そうそう、その時私はあの二人の事は忘れていたので後からすっごく恥ずかしい

思いをしたんだ。っていうのは、緩ちゃんに一連の流れを動画で撮られたから。

(そして後日、それをジュンチャン・メイちゃんに見せたらしい。)

二人ともメッチャニヤニヤしながら見てたらしい、このやろー！！

ま、幸せだったから全然いいけどね♡

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