めんどくさい世界に転生してしまいました【すとpr】【青色】

42 ページ44

ころんside

貴族達が集まるパーティーに呼ばれた
丁度いい、アイツの悪事を暴露してやろう。

クルミ「コロン様!!」

この場所でもアイツの悪事は働いた

『え…クルミ様…?』

浅い池に落とされた美琴

ころん「美琴!!」

なんだよ、コイツ。
美琴はまだリハビリ中なのに!!!!

『ｹﾞﾎｯ…う、ドレスが…。』

浅いから良かったものの…

ころん「ドレスは着替えがあるから。怪我はない?」

『多分ない』

美琴の多分、全然信用出来ないんだよな。

ころん「念の為、莉犬のとこ行こう。」

『え、でもクルミ様…』

ころん「関係ない。行こう」

政略結婚させられた相手なんぞ知るか
増してや僕の愛する美琴に虐め

ころん「美琴は自分のこと心配して」

何時も自分を後回しして他人を気にするんだから

『でも…』

ころん「そゆとこも好きだけどさ、程々にね?美琴は被害者なんだから。」

『うっ…』

僕はこの愛おしい金髪を優しく撫でた

ころん「ふふ、可愛いね。」

前世から全く変わらない性格
外見は妹のイザベラと似ていて仲もいい

『もっと可愛くなるぞ!!』

ころん「もう充分可愛いよ」

これ以上可愛くならないで欲しい
他の男が近寄って来るからマジ辞めて欲しい

『好き』

ころん「僕は愛してるよ」

体をめいいっぱい使って僕を好きって言ってくれる美琴が愛おしい

『私も愛してるよ』

僕らはニコニコだった
ただアイツはギリッと唇を噛んでいた

ころん「ドレスはこれに着替えな」

『良いの?』

ころん「美琴のだよ。着てもらわないと困る」

実は結婚式のドレス決めるときこっそりと今日のパーティーのドレスのデザインもしてたんだよね

『じゃあすぐに着替えてくるね!!』

タタッと別の部屋に行って僕はここで待っていた
数分後、美琴は歩いて僕に抱きしめた。

ころん「美琴?」

『ころん、本当に愛してる。』

ニパッと嬉しそうに笑っていた

ころん「っ…ん…」

僕イラスト描くの苦手だけど美琴がどんなデザインが似合うのか…どんなことでも僕が一番良く知っている。

『なに、照れてるの?』

ころん「っ…うるさ。てか可愛すぎだよ」

元から惚れてるけど更に惚れた
本当に手離したくない

『知ってるよ〜』

マジ可愛すぎて辛いんだが…

『だってころんが言ってくれるから!!』

更にニコニコと笑ってくれた

ころん「本当、可愛いやつ。」

世界一可愛い僕の妻
どんな世界でも外見でも絶対に見つけるからね
僕の僕の僕の僕の可愛い奥さん♪

43→←41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す