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美琴side

『えっ…』

クルミ様と対面した数日後の朝
ころんから貰ったドレス達がボロボロになっていた

『なんで……』

大切なドレスもあるのに…そのドレスも、ボロボロになっていた。

『ふぅ…』

落ち着くために紅茶をいれた

『いっ…』

1口飲んだだけのに…唇がヒリヒリした

『がはっ…』

ウッと血を吐いてしまった
血を見た途端私は意識を失った

ーーー
フィルside

美琴様は起きているはず
念の為に様子を見に行った

フィル「美琴様??」

ドアをコンコンするが中から反応が無かった

フィル「美琴様?入りますよ」

隣にいるティーミも不思議に思ってるようだ
美琴様は何時も僕の声に反応して飛んでくるのに

ティーミ「美琴様〜?」

ベッドにもいなかった
服のタンスは開いていたから閉めようと近くによった

フィル「なっ…!?!?」

美琴様が大切にしているドレスがボロボロになっていた。ハサミで切ったのだろうか?いやでも、美琴様がするはずないと思った。

ティーミ「きゃぁぁぁぁぁぁっ…!!」

奥からティーミの悲鳴が聞こえた 僕はすぐにティーミの傍に行ったらティーミは座り込んでいた

フィル「美琴様!!」

紅茶を飲んでいたのか…ならなんで血を吐いて倒れてるんだ?

ティーミ「はっ…コロン様を呼ばないと!!」

フィル「大至急に腕のいい医者を」

ポロポロと泣くティーミに指示をした

ティーミ「はいぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」

大号泣なまま猛ダッシュでこの部屋を出た

フィル「美琴様」

息はある あのドレスを見て落ち着こうと紅茶を飲んだんだろう

フィル「失礼します」

僕は美琴様を持ち上げベッドに移動させた
美琴様は僕にとって、優しい優しいお母様。
死にかけの僕を救ってくれた命の恩人だった

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こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - 優@青い彗星さん» コメントありがとうございます!!続編でいきなり話が変わってビックリする人もいますがあのまま言ってたらネタが…(殴)てこともあり、私の大好きな悪役令嬢をコラボしてみました。推しが推しの世界にいるって最高ですよね!!更新遅いですが頑張ります!! (2020年8月12日 23時) (レス) id: 8455fcc866 (このIDを非表示/違反報告)
優@青い彗星 - 急に続編で話変わったのはビックりだったけど好きな漫画×推しはやばいです (2020年8月12日 22時) (レス) id: 54313a5dac (このIDを非表示/違反報告)
こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - のんさん» コメありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年8月4日 8時) (レス) id: 8455fcc866 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 小説楽しく見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2020年8月4日 8時) (レス) id: 9ceb6dc515 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2020年7月29日 23時

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