めんどくさい世界に転生してしまいました【すとpr】【青色】

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ころんside


両親に冒険者になりたいって言ったら当たり前だけどダメだって言われた

父親「あー、コロン。」

お父様は難しそうな顔をしていた

ころん「はい?」

父親「非常に難しいと思うのだが…」

ころん「え?なにが??」

冒険者になることが??

父親「美琴様と別れてくれないか?」

ころん「は??」

美琴と別れる??なんで????

母親「実はね…光の魔法を持つ者が現れたのよ…」

光の魔法って…まさか…アイツ!?

ころん「何度言えば分かるの?僕の仲間には闇がいるし、僕は光の魔法なんて興味無い。」

でもこの国に必要としているのは闇ではなく…光だ

父親「お前も分かっているのだろう?」

お父様の言いたいことも分かる

ころん「イヤだね」

僕のこと全否定してるようなもんじゃん
冒険者もダメ、平民もダメ、美琴との結婚もダメ。

母親「ころん、お願い。この家のためにも…」

ころん「勝手にすれば。僕も勝手にするから」

アイツとなんて絶対にやだ
結婚式のドレスは僕からあげなきゃいけない

ころん「あ、そうだ…良い事かんがえた…。」

多分無理矢理アイツと結婚させられるだろう
そしてドレスは僕の色…つまり水色のドレスをあげないと行けないのだ

ころん「はぁぁぁ、セル呼ぼ。」

早足でセルのいる場所まで歩いた

ころん「セル〜?」

セル「はい、どうしましたか?」

やっぱりここにいた

ころん「僕、強制的にクルミと結婚しなきゃ行けないんだよね。」

セル「えっ!?そうなんですか?」

ころん「うん、やっぱり僕の国には光の魔法が必要だし家を守らなきゃ行けないんだ。それで美琴の過ごす家と使用人達を今すぐに準備してくれない?」

全部美琴のためであり僕のためでもある

セル「分かりました」

ころん「大至急に頼んだよ〜」

走るセルの背中を見ながら僕は叫んだ

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