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美琴side
るぅとくんは私の隣にいるから良いけど…
みんな遅くない?
『様子見に行こ?』
るぅと「そうですね、いくらなんでも遅すぎますよね。」
てことでみんながいそうなコーナーを探した
『さところ発見』
漫画コーナーにいた
さとみ「なにこれ最高すぎる」
ころん「やばっ、なにこのホラー漫画…最高!」
試し読みのやつで夢中になってたみたいだ
るぅと「おい、テメェら…」
低いトーンでるぅとくんは言った
さとみ「うわっ、るぅと?」
ころん「あ。」
さところは慌てて元に置いてあった場所に置いた
るぅと「莉犬は?」
さとみ「莉犬?あれ?さっきまで俺らといたんだけど」
ころん「あれー?別のコーナーとかにいないの?」
らしい…なんか不安になってきたな…
『探してくるね!!』
家庭科とか医学は多分いないだろう
雑誌売り場か小説売り場辺りかな?
でも取り敢えず、家庭科も医学も見とこう。
ーーー
さとみ「いた?」
『いなかった』
ころん「莉犬が勝手にいなくなるのはないから…」
そう…莉犬は絶対にメンバーか身内に一言言ってからその場を離れるようにしていた
るぅと「……誰かに攫われた、か。」
『どうしよう…』
私の旦那でもあるのに…
ころん「莉犬は結構こういうことが多いんだよね。こういうときこそ、出番はなーくんなんだよ。」
らしい…取り敢えず落ち着こう
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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年7月10日 1時