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ななもりside
俺の過去はみんな知らない
だから今日、明かされるだろう。
海磨「ぼ、僕がお前を殺したからか!?!?」
ななもり「とても憎かったよー」
俺は歌い手になりたかった
だからみんなの為にも生きたかった
それなのに、ただムカついたという理由で…俺を殺した。
莉犬「えっ…?」
ころん「どうゆうこと…?」
メンバーは戸惑っていた そりゃあそうか
海磨「だからと言ってなんで娘まで!」
ななもり「彼女が望んだことだよ〜?」
海磨「娘がそんなことするはずがない!!」
娘を返せってそればっかり言ってて…うるさい
さとみ「この子はもう俺らの印がついてるから返そうにも返せれないねーw」
るぅと「そうですね〜、今更と言いますか…」
ジェルくんの印は遠井さんが持ってるからジェルくんのはないけど、あぁ…印ってのは俺らの妻である印ね?な組のサインも体に付けてるから見たら分かるよ。
海磨「そんな……」
ななもり「人殺しのとこにはいたくないよね」
記憶を消す前に、彼女にだけ俺のことを話していた。
莉犬「何時までも幸せでいられないってことだね」
ななもり「そうだね。罪をおかしたお前は何時までも幸せにいられると思わないで欲しい」
罪は償わないとね〜?
桜木海磨は、俺を殺した。
ころん「だからこの子は貰っとくね」
クイッと美琴ちゃん…美琴を、引っ張った。
ジェル「なーくんを殺したバツやな」
みんな桜木海磨のことを敵視していた
人間を敵視することはあまりないが…
るぅと「桜木海磨の妻も攫ったらどうですかね」
ななもり「良い!!ナイス、るぅとくん!!」
るぅと「えへへ」
海磨「や、辞めてくれぇぇぇ!!」
ななもり「1度決めたことはやり通す、これが俺だよ?忘れたの?親友だったのに。」
俺は“だった”を強調して言った
海磨「あ…」
桜木海磨はガタガタと体が震えていた
ななもり「あはっ、家に行かなくて良いの〜?10秒だけ待ってあげるよー?」
海磨「くっそっ!!」
ダダダっと屋上から降りた
ななもり「バカだね…俺らの方が早いよ」
何しても何やっても俺らが勝つ
そして桜木海磨は絶望に陥る
さとみ「なーくんにそんな過去があったなんて知らなかった」
ななもり「まぁ言ってなかったからね。俺はアイツに殺された。憎かった。だから吸血鬼になったんだ」
るぅと「動悸とかあるんですか?」
ななもり「ただ、俺にムカついただけだってさ。」
本当に本当に憎かったなぁ
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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年7月10日 1時