酔い潰れていた男性はまさかの歌い手さんでした【すとpr】【赤色担当】

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新一side

LIVEはとても楽しかった
彼らはりすなー思いの人達で俺らを楽しませてくれた

新一「へぇ…」

宮野、あんなにキラキラ輝いてたんだ。

世良「工藤くん、依頼人の元に行かないと。」

新一「あぁ」

LIVE始まる前に楽屋で殺人予告と血のりが付いた包丁が置かれていたらしい

「あ、工藤新一氏と世良真純氏ですか?」

世良「はい。通して貰えますか?」

この奥にすとぷりのみんながいるだろう

「メンバーから聞いてますので、どうぞこちらへ案内します。」

数分歩けばみんなはドアの外にいた

志保「あら、久しぶりね。」

新一「あー、久しぶり。博士寂しがってるぞ」

志保「そう」

え、コイツってこんなに冷たかったっけ?

世良「警察は?」

志保「まだよ。先に私が出来ることをしたわ」

指紋採取とかその他諸々俺らが来る前に全てやったらしい

新一「お前天才かよ」

そう言わずにはいられなかった

志保「貴方より天才よ」

新一「んなこたぁ分かってるよ。で?出たのか?」

志保「出ると思う?これは計画的犯行よ」

あー、出なかったんだな。

世良「てことになると難しくなるな」

志保「明日のLIVE、中止するべきかしら。」

新一「出来るならそうした方がメンバー達もファンの人達も守れるけど…」

ファンの人達だけじゃない
LIVEの関係者達も守れるかも知れない

るぅと「……僕、これやったのスタッフの誰かだと思う。」

不安そうな顔をしながら宮野に抱きついていた婚約者

志保「心覚えあるの?」

ころん「僕もるぅとくんと同じこと思ってた」

志保「なんで?」

ころん「スタッフのほとんど、僕らのこと嫌ってるでしょ。」

メンバーの話によればスタッフのほとんどの人達はすとぷりの存在自体邪魔と陰口を叩いていたのを聞いたことがあるらしい

ななもり「確かに。たまに俺らに聞こえるように“消えれば良いのに”とか言われたね」

言葉を考えずに無意識に発言する人が多い
自分にも言われたらイヤだろう…想像力が足りないのだ

志保「そうね…でもスタッフ、結構な人数よ。」

新一「俺らが見張るよ」

これでも探偵だし

志保「怪しい人物がいたら教えて頂戴」

新一「OK」

俺らは宮野に会場の案内をしてもらった
そしてスタッフになりきって探せ、とことなのでスタッフを見ながら演技した。

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