5 ページ6
奏side
今日は美琴が泊まりに来る日
もちろん、両親にも言ってある。
ピンポーン
来た!
『めっちゃ緊張したわ』
奏「そう?まぁ、上がって。」
メイドと執事がいるから演技しないと行けない
『分かった』
美琴も演技をしてるだろう
優しそうな雰囲気を出している
「あら!貴女が奏の?」
あー、お母様のご登場だ。
『あ、はい。お世話になってます』
「そんな堅くなくても良いのよ。貴女が西音家のご令嬢ね?」
『はい』
目だけ俺の方を見た
「奏に好きな人が出来て良かったわぁ、あと数年彼女いなかったら無理矢理そこそこの令嬢と結婚させるつもりだったから。」
奏「えっ!?」
はぁー、良かった。
無理矢理結婚させられるとこだった
「当たり前じゃない。ま、これで奏が嫌がることはないわね。これからもよろしくね」
『はい。よろしくお願いします』ニコッ
フワーッと効果音が聞こえるぐらいの笑顔だった
可愛いじゃん
「奏、家を案内しなさい。あとは、ゆっくりしてて良いわよ。」スタスタ
奏「行こう、美琴。」
『えぇ』
広いからな、案内だけで終わりそうだな。
ー数時間後
奏「はぁ、終わった…。」
ベッドへGO!した自分
『広すぎね?』
まぁ、4人は余裕で住めるだろう。
奏「そうか?」
『そうでしょ。私の部屋なんて物置部屋だよ』
家庭内のイジメか?
奏「ふぅーん?隣の部屋空いてるから勝手に使って良いぞ。広さはここと同じだった気がする」
『は?いや、良いよ。広いと掃除面倒くさいし』
奏「なんのためにメイドがいると思ってんだよ…?」
『それもそうだけど…』
なに躊躇してんだ?
奏「ならここにすれば?机やタンスは掃除されないし、触りもしないから。」
あとは俺がいないときに済ましてくれるし
『うーん、まぁ、どっちでも良いけど。』
奏「ハッキリ決まらないな」
『決めるのに時間かかっちゃうからね』
奏「ふーん。まぁ、好きに使って良いから。」
『分かった』
ノートパソコンを取り出した美琴
髪を緩く縛った。仕事モードか
タイピングが鬼
めちゃくちゃ早い
いろんな美琴が見れてラッキー
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4
32人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:未来ーミクー | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2019年9月24日 12時