Part2酔い潰れていた男性はまさかの歌い手さんでした【すとpr】【赤色担当】

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美琴side

何年経っても美桜くんは現れなかった
それどころかメンバー全員にも会えていなかった

『…………』

まふ「美琴、泣きそうな顔しないで?」

私達は中2になった
まふくんはAfter the Rainのメンバーの1人となった

『みんなっ…どうしてるのかなっ…?』

ずっと泣いてるのもなにか違う気がする

まふ「………」

ギュッとまふくんに抱きしめられた

『まふ…くん?』

まふ「体が震えてるよ」

言われて気付いた

『もうあの声が聞こえない…のかな?』

まふ「そんなことないよ。きっと彼らは出てくるはず。だって彼らはすとぷりが大好きなんだから!」

確かに、確かに…そうだけど…。

『早く会いたいなぁ』

美桜くんに、みんなに。
ただ隣で寝てただけなのにどうしてこうなったのだろう?

ー夜ー

『はぁー』

本屋さんに寄って医学書を買い、あの場所に来ていた。

『ふぅ…』

なんで大好きな人に会えないんだろう?
産まれてない説も浮かんでくる
いや…それは、それだけは、ない…と思いたい。

もしかして、美桜くんは記憶が無くて来てないのかも知れない。それか私以上に良い女の人を見つけたか…

『……………そういうことか…』

それなら何故来なかったのかも頷ける
幸せは2度は来ない、と言うことなのかな。

『それなら仕方ないよね、帰ろ…。』

私達の愛は前世だけ、だったのかな。
それとも…あのときだけの愛だったのかな

「待って!!!!帰らないでっ!!」

後ろから愛してる人の声が聞こえた
私は足を止めた

『!!』

後ろを振り向けば、みんな中学生なのかな…。
美桜くんはセーラー服、他のメンバーは学ランを纏っていた。

莉犬「美琴」

『え…』

ふわっと優しく抱きしめてくれた

莉犬「あとね指輪も、買ったんだよ。」

私の左手の薬指に指輪をはめた

『美桜くんっ…』

莉犬「美琴は俺のだよね?またなってくれるよね?」

あのプロポーズ受けてますが私達まだ中2です

『うん』

ななもり「おめでとー!!」

ころん「まぁ分かってたけどね」

るぅと「おめでとうです!!」

ジェル「俺ら感動」

さとみ「因みに俺らまだ中2ですから」

当たり前だけど一人一人の感想が違うw
そしてさとみくんに関しては私は思った

『てかころんくん号泣すぎ』

泣き虫はお互い変わってない

ころん「うっさい」

泣き笑いをしていた

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