新たな出会いは知っている

第十八話 ページ22

茜side
彩が思いつくって…なんかぶっとんだ答えな気がするけど大丈夫かな？

彩｢茜！占いってできる？｣

茜｢そりゃあ、できるわよ。なんなら今からやりましょうか？｣

彩｢ほんと！？それって当たるの？それに、何を占ってくれるの？｣

茜｢当たるわよ！馬鹿にしてるの？占うのはー…なんでもいいけど、失くしたものとか、未来とかかしらね。｣

彩｢じゃあ、最近シャーペンをなくしちゃったの。お気に入りのだったから、見つけて欲しいな。｣

茜｢どんな占い方がいい？水晶か、タロットか、どっちにする？｣

彩｢あれ？星占いとかはできないの？｣

茜｢できるけど、時間がかかるでしょう？｣

彩｢そっかー、じゃあ、タロットカードで！｣

茜｢承りました。それじゃ、そのシャーペンを思い浮かべながらこのカードをひいて。｣

彩｢うん！｣

茜｢じゃ、それをなくした人物を思い浮かべてカードをひいて。｣

彩｢ひいたよ！｣

茜｢じゃ、そのカードを見して。｣

そして、私も一枚カードを取った。ふぅーむふむふむ。この三枚のカードから推測するに、シャーペンは誰かの家の机の近くだね。

茜｢誰かの家の机の近くを探してみなさい。きっとあるわ。一番考えられるのは、彩の机の近くね。｣

彩｢う、うん。探してみるね。｣

茜｢ところで、なんでいきなり占いなの？｣

彩｢えっと、占いのエキスパートとか…ないかなって…｣

ちょいぶっ飛び気味ですね。さすが彩！

若｢さすがに占いは無理だろ。｣

茜｢あ、空気くん復活。｣

若｢うるせぇ！！それなら上杉達もだろーが！！｣

彩｢うるさいよ、若武。｣

若｢( ˘•ω•˘ ).｡oஇｹﾞｾﾇ｣

彩｢あ！占いがダメなら、サポートはどう？｣

上｢サポート？｣

彩｢うん！だって、茜はなんでもできるでしょ？サポートにピッタリだと思うんだ！｣

小｢松下がいいなら、いいんじゃないかな？｣

茜｢私はいいわよ。それじゃ、決定ね！｣

黒｢ああ、サポートのエキスパート、アーヤ、メモしておいて。｣

彩｢わ、わかった！｣

茜｢それじゃ、これからよろしくね！｣

若｢ああ、よろしくな。｣

上｢よろしく。｣

黒｢よろしくね、茜ちゃん。｣

小｢よろしく、僕の研究とかも手伝ってくれると嬉しいな。｣

彩｢改めてよろしくね！茜！｣

ふふふっ、楽しくなりそう！


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