第九話 ページ12
茜side
さて、先生はまだかなー?私の予想だと、このグラウンドに出てくると思うんだけどなー?まぁ3分は待っておいてやるかー!
若「お、おい…」
え、え?まって私今すごいパニックなってる。えー、えー?なんでこの人話しかけてくるのー?おかしくない?おかしいよね?だって私の見た目おかしいよね?怖がってて普通話しかけてこないよね?えーー?怖い。下心があるんですかー?
茜「…何?」
若「いや、えっと、その…」
はっきり言えや!私はすらすら喋ってくれる人の方が好きだぞ!
茜「…?(困惑)」
黒「そこ、降りなよ、落ちたら危ないよ?」
あー、なるほどねー、いやはや、久しぶりに心配してくれる人見たわ。
茜「ああ、気にしないで、別に大丈夫だから。」
上「大丈夫じゃねーだろ。」
小「そうだよ、落ちたら死んじゃうかもしれないよ?」
茜「大丈夫よ、落ちないから。あ、来たきた。」
やっと先生来ましたねー、さて、男子の皆々様、よぉーくご覧くださいまし。
茜「落ちないから、飛び降りるだけだから、安心して?」
私はニコッと笑い、そのままふわりと飛んだ…そういえば、ここって何階だっけ?まぁ、気にしなくていいか…
若上小黒「!?」
若「…っ!」
若武が手を伸ばしてくるけど、遅いし手が短いよw無駄だって。
さて、風が気持ちいいけど、そろそろ終わらなきゃ、私は空中で、壁を蹴り、勢いを殺して、くるりと一回転!タンッ!と小さく音を立て着地!
若上小黒「( ゚д゚)ポカーン」
今日であの人達、何回ポカーンってするんだろ…ってか、やっぱりあれ、私が死のうとしてると勘違いしてたよね?私はまだ生きるよ!
さて、私はこのままダッシュで先生から逃げ、帰ります。バイバイ先生。あなたの足では、私には追いつけないのさ!あっ、そうだ!
茜「若武たちーーーー!これから4日は来るから、その時はよろしくねーーーーーー!!それと若武!バックを忘れないようにねーーーー!!」
ふぅ、まあ、あっちがよろしくしてくれるかは謎だけど、これでいいでしょ。
茜が無事逃げ切った後、先生は…
先生「…くそっ!また逃げられた!」
と、言い残し、特別教室へ帰って行きましたとさ!
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朱音(プロフ) - カミユーさん» ありがとうございます!盾の勇者の成り上がり知ってるんですか!?槍の勇者のやり直しは読みましたか? (2019年5月12日 16時) (レス) id: ace1b0b77d (このIDを非表示/違反報告)
カミユー - とても面白いです。盾の勇者の成り上がり好きですよ。 (2019年5月12日 15時) (レス) id: f910bb8dde (このIDを非表示/違反報告)
ラプンツェル - 失音さんとても面白いです。これからも頑張ってくださいね。応援しています。 (2019年4月18日 18時) (レス) id: 9f8b861307 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱音 | 作成日時:2019年4月1日 19時