ForeverLove〜この花に思いをのせて〜(2)

Ｆorever75 ページ30

あなたside


扉を開けて入った世界は


一人なんじゃないか


そう思うほど孤独を感じさせる世界だった



裕太と私の手


しっかり繋がれているのに


不安でただ不安で


怖いという気持ちと


不安な気持ちに


押しつぶされそうになった私は


泣きそうな震える声で


大好きな人を呼んだ


あ「えっ・・・」


そのときされた突然のキス



嬉しさと勘違いしちゃいけない


という２つのことが混ざって


私は複雑な気持ちになった


玉「ごめん。


変な気持ちにさせちゃった・・・よね？」


謝ってきた裕太


あ「うぅん、いいよ。気にしないで」


玉「ごめん・・・」


確かに思いは複雑



だって今のキスは



裕太が私を好きで



私を想って



したキスじゃ




ないでしょ？



けど、嬉しかった


私を想ってのキスじゃなくても


嬉しかったから


だからお願いもう謝らないで？


今日は４人で最高の思い出


作りたいから



裕太との思い出も


増やしたいから


あ「もう・・・謝らないで？


今日は楽しも？


私、すんごく怖いから最後までちゃんと裕太が守ってね？


裕太の手で・・・」


裕太も頷いてくれた。


そしてまた、歩き始めた

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