＊11話 リヴァイside ページ12
自分の感情に不審を抱きつつも、顔には出さず忘れることにした。
団「どうぞ、そこに座ってくれ。」
エルヴィンが自分と反対側のイスを指す。
Aは言われた通り、座った。
団「さっそくだが・・・いくつか質問してもいいかな？」
貴「はい。」
団「君は壁外の人間だね？」
貴「少なくとも、壁内の人間ではありません。」
Aはどことなく、自分がこの世界の人間ではないと言っているようだった。
団「この世界の人間ではない・・・？」
貴「はい。」
・・・エルヴィンも同じことを思ってたか・・・
団「君は、我々になにか恨みとかはあるかい？」
・・・ずいぶん率直な質問じゃねえか・・・
貴「ありません。」
団「そうか・・我々に力を貸す気はないかね？」
貴「・・・。」
エルヴィンの言葉にAは黙った。
エルヴィンは会話を続ける。
団「もし君が協力する気がないと言ったら、我々は君を裁判にかけなければならない。
そうなればこちらに勝機はないといっても過言ではない。君は、実験と称して
解剖・幽閉されるかその場で死だ。」
貴「・・・・。」
黙っているAにさらにエルヴィンは畳みかける。
団「君が此処から逃げ出したとして、次に会う人間が私が率いる
集団ではないかもしれない。私とは別の人間が必ずしも君を今のように
勧誘するとは限らない。この場で殺すかもしれないし、追い出すかもしれない。」
貴「要するに・・・
拒否してもデメリットしかないってことですか。」
そういったAの顔は、少し笑っているような気がした。
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紋切零赦(プロフ) - カノさん» 此処に発言しないでくれ (2014年5月16日 7時) (
レス) id: 9925cac97e (このIDを非表示/違反報告)
カノ - やったね、零赦ちゃん(笑)沢山誉めてもらったね〜！ (2014年5月15日 20時) (レス) id: 1878b0f6a9 (このIDを非表示/違反報告)
紋切零赦(プロフ) - ヤンマさん» ありがとうございます (2014年5月15日 7時) (レス) id: 9925cac97e (このIDを非表示/違反報告)
ヤンマ - 見ました見ました！スゴイっすね〜やっぱ。尊敬しかできませんできません！！これからもがんばって下さい！ (2014年5月14日 21時) (レス) id: cf47063c28 (このIDを非表示/違反報告)
華希(プロフ) - 紋切零赦さん» まぁいいやwwwあと、おめでとー (2014年5月13日 19時) (レス) id: f7b721dfad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紋切零赦 | 作成日時：2014年4月7日 15時
