6 取り繕わないよ ページ6
__その日の夜
「Aへ。もう俺は取り繕わないよ。会える? 待ってるから。英斗より」
英斗からのメール。消そうと思ったけど、なんか躊躇ってしまう。消せばよかった。
……別れたんだし、行かない方がいいよね。うん。
__夜中
「わっ!」
私は飛び起きた。
夢を見た。英斗が凍えながら公園にいる夢。
まさか……! そんなこと……!
「しょうがない」
私は上着を一枚羽織って、家を飛び出した。
__公園
「嘘……!」
ベンチで眠っている英斗がいた。
「英斗!」
たたき起こす。死んでないよね? こんな寒い日に……。
「A……?」
「馬鹿ッ!」
英斗の頬を思いっきりたたく。英斗は目が覚めたようだ。
「来てくれた……」
弱く笑う英斗。私は、いいことを思いついた。
私はやっぱり英斗がいないと寂しい。これを機に復縁しよう。
「もう……」
私は笑った。
「話ってなぁに?」
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲莉(プロフ) - 七海さん» こんにちは!コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださってありがとうございます!更新がんばります! (2017年12月7日 15時) (レス) id: 71304d3f19 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - こんにちは!私恋愛裁判大好きです!ありがとうございます! (2017年12月5日 20時) (レス) id: e124991343 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:玲莉 | 作成日時:2017年12月5日 16時