2 僕独りじゃ生きていけない ページ2
「……さて、どうしよう?」
私は近くのお気に入りカフェに入った。考え事をするなら、ここが一番。
「うー……」
反省させるには、どうするべき? 言い訳とかどうでもいいし、言い訳できない方法にしよう。
証拠を突きつける? 決定的なものはあるのだろうか? ないはずだ。英斗は相手の人と縁を切るって言ってた。証拠もなくなってるはず。
私が英斗を反省させるしかないのか。どうする?
嘘でもつくしかない。英斗だって噓つきなんだから、別にいいと思う。
「よし」
フッたら、英斗は泣きついてくると思う。私は嘘で泣いて、英斗は反省する。これ決定!
立ち上がったら、ポケットのスマホが鳴った。
「Aへ。僕独りじゃ生きていけない。英斗より」
メールの内容は、こんなものだった。
私じゃなくてもいいんじゃないの? でも一応、受け取っておこう。
「英斗へ。会おう。Aより」
そう送信した。
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玲莉(プロフ) - 七海さん» こんにちは!コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださってありがとうございます!更新がんばります! (2017年12月7日 15時) (レス) id: 71304d3f19 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - こんにちは!私恋愛裁判大好きです!ありがとうございます! (2017年12月5日 20時) (レス) id: e124991343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玲莉 | 作成日時:2017年12月5日 16時