煉獄2 ページ42
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煉「おはよう!」
『それはさっきも聞きましたよ。』
煉獄が食べていた丼が片づけられ、お茶をすすりながら二人は団欒する。
煉「俺が眠っている間に起きたことは胡蝶から聞いたぞ!!上弦の陸を死者なしで倒した意味はデカい!!素晴らしいぞ!!」
『そうだなぁ、しかし戦った隊士は全員重症、天元さんは柱を引退。上限を倒すのにここまでの対価を支払い続ければ鬼舞辻を仕留める頃には鬼殺隊はボロボロだ。』
Aは無気力に項垂れる。
煉「A…
これはお前と相談して決めようと思ってたんだがな、」
煉獄の言葉に嫌な予感がしてAは顔を上げる。
煉「俺は柱を引退するぞ。」
・
煉「眠っているときに夢を見たんだ…」
煉獄は窓の外を見ながら話し出した。
煉「泣いている幼き少女の夢だった。少女の周りは真っ暗でごめんなさいとずっと懺悔しているんだ。」
Aは黙って聞いていたが顔をこわばっていた。
煉「懺悔している対象は様々だった。かあ様、じい様、ばあ様、珠世様、他にも多くの名前を呟いていたが少女がよく口にするのはその四人だった。」
煉「そして言うのだ、必ず奴らを滅します…と。」
煉獄はゆっくりAに焦点を向ける。
煉「なぁ、A…いや、先生。貴方の父親は鬼舞辻無惨…または其れに近しい者ではないのか?」
・
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白(プロフ) - 夜小雨さん» ありがとうございます!私も無一郎推しなのでこれから無一郎とどんどん絡ませていきたいと思ってます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とても面白く読ませていただいています!私は時透無一郎君推しなので、いつも楽しみに更新を待っています!これからも頑張ってください! (2019年9月10日 7時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 夏目さん» ご愛読ありがとうございます。学校が始まって更新頻度がどうしても落ちてしまうのですが、空いた時間を見つけて更新していきたいと思っています!私もアニメを見ながら煉獄さんの声が若々しい…と驚きましたw (2019年9月7日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。とっても良い作品だと思うので、更新よろしくお願いします。あと、私も煉獄さんの声はもう少し野太いイメージでした!頑張ってください! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 06c8633641 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なう。さん» コメントありがとうございます。師弟愛からの恋愛ですか…検討させていただきます。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2019年8月12日 22時