VS上弦の陸2 ページ28
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妓夫太郎は一瞬で宇髄の元へ移動した。
宇髄の士気はAの登場で急激に上がっており、毒を食らっている状態なのかと見間違うほどであった。
そんな中、炭治郎は屋根の上で雛鶴と共にほうけていた。
炭治郎を現実へ連れ戻したのはAだった。
『炭治郎くん、鴉の報告で上弦の陸が2人っていうのと女の方の血鬼術は聞いてる。其処からの進展を教えて下さい。』
淡々としたAの声は炭治郎を現実に引き戻し、冷静にさせるのは簡単だった。
炭「宇髄さんが敵の毒にやられている。男の方だ。
あいつ等の倒し方は2人の首を同時に斬ること。
ともかく、一刻も早く決着をつけないと…!!」
堕姫の帯が炭治郎たち3人を襲う。
善逸と伊之助は炭治郎に声をかける。
伊「作戦変更を余儀なくされてるぜ!!」
善逸と伊之助の話は堕姫を三人で相手する、というものだった。
その言葉にAが反応する。
『分かった。お前ら3人でそっちを相手しろ!俺は宇髄の旦那に加勢に行く。』
そういって、Aは三人に向けて、小ぶりの瓶を投げた。
『効くかは分からないが解毒剤だ!
完全に毒を打ち消せないとしても少なからず毒の進行を抑えれるはずだ、持っとけ!』
三人は瓶を掴むと懐にしまった。
それを確認した後、Aは宇髄の方へ向かった。
・
妓夫太郎と戦っている宇髄は焦っていた。
もうすぐ、毒が全身に回るからだ。
それを分かってか、妓夫太郎の攻撃も徹底なものはないが決して逃してくれるものでもなかった。
しかし、その戦いに一人の救世主が舞い降りた。
『一瞬だけ変わります。それ飲んで、回復の呼吸を使ってください。少なからず進行を抑えられるはずです。』
Aはそれだけ言い、宇髄に瓶を投げる。
一切無駄のない動きで妓夫太郎の攻撃を捌き始めた。
宇髄は瓶に貼られている紙を見て、疑問に思ったが躊躇せず、瓶の中身を飲み干した。
・
大正コソコソ噂話
宇「Aは兄弟のいる奴は例外なく下の名前で呼ぶ。いない奴は苗字だったり、名前だったり本人が呼びやすい方で呼ぶらしい。
因みに俺はド派手に三人嫁がいるから名前呼びになってるぞ!」
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白(プロフ) - 夜小雨さん» ありがとうございます!私も無一郎推しなのでこれから無一郎とどんどん絡ませていきたいと思ってます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とても面白く読ませていただいています!私は時透無一郎君推しなので、いつも楽しみに更新を待っています!これからも頑張ってください! (2019年9月10日 7時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 夏目さん» ご愛読ありがとうございます。学校が始まって更新頻度がどうしても落ちてしまうのですが、空いた時間を見つけて更新していきたいと思っています!私もアニメを見ながら煉獄さんの声が若々しい…と驚きましたw (2019年9月7日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。とっても良い作品だと思うので、更新よろしくお願いします。あと、私も煉獄さんの声はもう少し野太いイメージでした!頑張ってください! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 06c8633641 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なう。さん» コメントありがとうございます。師弟愛からの恋愛ですか…検討させていただきます。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2019年8月12日 22時