【鬼滅の刃】半人半鬼〜柱ならざる柱〜

VS上弦の陸３ ページ29

in炭治郎


伊「陸ノ牙 乱杭咬み！！」


炭「やった伊之助！！」


すごい！のこぎりの様にして首を斬った！！

伊之助はそのまま女の鬼の体と首がくっつかないように首を持って一直線に走り始めた。


伊「ぬおおおおおお！！取り敢えず俺は首持って逃げるからな！！お前らはオッサンを加勢しろ！！」


伊之助は鬼の攻撃をものともせずいつものように猪突猛進にかけていく。

しかし、瞬きの一瞬で伊之助の背中に男の鬼が現れる。


炭「！！」


そのまま鬼は伊之助を背中から一突きした。


炭「伊之助ーっ！！！」


不味い毒が…！！傷は！！

心臓が刺された！？暗くてよく見えない…！！

なんであいつがこっちに…宇髄さんとAは…

二人は血だらけになって倒れていた。

宇髄さんは左腕が斬れていた。


善「炭治郎危ない！！」


善逸の声に反応する。

しまった、建物が崩壊する。

善逸か、俺にかまうな！！

ああ！！ああ！！



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in？

真っ暗な暗闇の中にいた。

ここは何処だろう？

そう思って辺りを見回していると突然目の前が光に包まれた。


？「A、貴方は私の子。貴方はこの世界から絶対に逃れられない…けれど、大切なものを守るために生きなさい。」


あぁ、暖かい…


？「お前さんは色素の薄い綺麗な髪色だなぁ、きっと将来は別嬪さんになる。でも、日に当たってしまうと肌がなぁ…なんか良い案がないかね？ばあさん。」


？「そうですねぇ、日傘を差せばいいんじゃないですか。綺麗な傘を仕立ててもらいましょうか。」


泣きそうだ…


？「いいですか、A。貴方は天川の子です。ですから、きっと分かる人には全て分かってしまう…これは貴方が遺言の通り、心の底から大切だと思うものを守ろうとするときに思い出すようになっています。」


何のことですか？なんでそんな悲しそうに話すんですか？


？「俺は君といると他の人間や鬼とは全く違う感じがするんだ、これは愛情かな？」


愛情？すいません、少し分かりません。



でも…皆、私を助けてくれた。

だから、私は貴方の遺言通り、大切なものを作る努力をしているよ。

貴方達の願いである、鬼と人を助けるように頑張ってるよ。

貴方のために頑張るよ。

貴方に恩義を感じているよ。

でも…少し疲れた……




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