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会計委員の人たちと別れたあと、食堂の後片付けをしていた。すると
潮江『すまん、やらせてしまって』
潮江さんが戻ってきた。
｢他の人達は？｣
潮江『自室に戻らせた。』
そう言ってお皿を洗うのを手伝ってくれる。
｢潮江さん、ありがとうございました。｣
潮江『？なにがだ？』
｢団蔵くんの事です。話を合わせて下さり助かりました。｣
あぁ、その事か。と潮江さんは言う。
潮江『団蔵も委員会のことを思っての行動だろう。元よりそこまで怒る気は無かった。』
やっぱり、潮江さんは後輩思いのいい人だ。照れ隠しか、『さっさと終わらせるぞ』と言われこの話題は終わった。
潮江さんの手伝いもあり、思ったよりも早く片付けが終わった。
｢お手伝いして頂き、ありがとうございました｣
潮江『団子をご馳走になったんでな。これくらい当然だ。』
それでは、と食堂で別れようとする。しかし
(暗くてよく見えないな…)
潮江『長屋まで送ってやる。あまり見えて無いんだろう』
こっちだ、と潮江さんは歩き始める。
｢潮江さんは見えてるのですか？｣
潮江『深夜は忍者のゴールデンタイムだからな。ギンギンに見えているぞ』
(やっぱり忍者ってすごいんだな…こんな暗闇も見えるんだ。)
そう思っているうちに4年長屋の前まで来ていた。
潮江『田村に聞いた、4年長屋でいいんだろ？』
｢はい、送っていただきありがとうございました｣
潮江『じゃあ、今日はありがとうな。』
｢あ、潮江さん｣
私はこの場を去ろうとする潮江さんを引き止め、小包を渡した。
潮江『…？これは？』
｢さっき、会計委員会の人達に自分の分の団子分けてあげてましたよね。潮江さん、食べてないと思って｣
三本の団子が入っている小包をじっと潮江さんは見る。
潮江『…気を使わせてしまったな』
｢いえ、本当に作りすぎてしまっていたので、皆さんが食べてくれて助かりました。｣
自室で食うとしよう、そう言って潮江さんはニッと笑った。
｢潮江さん、おやすみなさい｣
潮江『あぁ、おやすみなさい』
((潮江side))
本当によく気がつくヤツだ。
団蔵のこと庇ったのも、お茶を用意するのも、片付けだってそうだ。
俺が戻らなければ1人でしていたのだろう。
(この団子も…)
いつから気づいていたのだろう。
本当に年下かどうか疑いたいくらいだ。
今度、お礼を言わなければな。
そう思いながら、俺は自室への道を進んだ。
((潮江side、おわり))
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ずんだ餅 - うわ、、すこ✨ (2023年3月7日 8時) (
レス) @page50 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - ゆりりんさん» 熱烈な愛の告白ありがとうございます(めっちゃ嬉しい)これからも末永く爆発させていきますのでよろしくお願いします(b･ω･)b (2021年7月23日 19時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 好き！(挨拶)他の二次創作が読むものなくなって久し振りに忍たまを見に来たら爆発しました。本気(マジ)で主さんありがとう。 (2021年7月23日 17時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます〜！頑張るので末永くよろしくお願いします〜！！ (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！すんごく嬉しいです〜!!!繰り返し読んでいただけるとか…最高です…!!!これからも頑張ります！(b･ω･)b (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらすは釜揚げしか勝たん | 作成日時：2021年7月5日 1時
