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食満『よし、今日はここまでにしよう。』
「はい、ありがとうございました。」
気づけばもう夕方だ。お腹が減ってしまった。
1回長屋に戻りたい…けど。
(…場所がわからないかも。)
まぁ、歩いていればわかるでしょ。
私が歩き始めると、手をぐいっと掴まれた。
「ん?なぁにしんベヱくん」
しんベヱくんと、しんベヱくんと同じ模様の忍び装束を着ているニィっとしてる顔の子と、少しビクビクしてる男の子がいた。
しん『Aさん…逆です。4年生の長屋』
「…へっ?///」
「ど、どうして長屋に戻ること知ってるの?」
しん『さっきAさん、声に出して言ってました!』
は、恥ずかしい…///
「えっと、じゃあ、今日もお願いしてもいい?」
しん『はい!今日は喜三太と平太も一緒に行ってもいいですかっ?』
ニィっとした顔の子が『喜三太で〜す!』
ビクビクしてる子が『へ、平太です…』
とご挨拶してくれた。
「Aです。喜三太くん、平太くん、一緒に4年長屋に案内してくれるかな?」
2人とも顔も見合せてパァっと明るい笑顔で『はいっ!』といい返事をしてくれた。
「かーわーいーいー…♡」
3人をぎゅうっと抱きしめた。
それから、しんベヱくんが私の前を歩き、私の両手をそれぞれ喜三太くん、平太くんが手を繋いで4年長屋へ案内してくれた。
4年長屋についた。あ、そうだ。
「3人とも、甘いものは好き?」
3人『好きです!』
「ふふ、ちょっと待っててね」
私は自分の部屋に入り、荷物から金平糖を持ってきた。
「はい、皆あーんして」
あーん、とみんな口を開けているところにそれぞれ金平糖と1つずつ入れていった。
「お夕食前だから、1つずつね?」
そう言うと皆コクコクと首を縦に降った
はぁ、もうすごく可愛い。
皆と別れたあと、食堂へ向かおうと部屋を出た
(そういえば、三木ヱ門くんも一緒に学食行けるかな?)
昨日一緒に帰ってきたから三木ヱ門くんの部屋は分かる。ちょっと覗いてから行こうかな。
(あ、ここだ。)
トントン、と障子をたたく
?『はい。』
「えっと、事務たまのAです。」
そう言うと障子がスっと開いた。しかし出てきたのは三木ヱ門くんではなく、黒い髪の少年だった。
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ずんだ餅 - うわ、、すこ✨ (2023年3月7日 8時) (レス) @page50 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - ゆりりんさん» 熱烈な愛の告白ありがとうございます(めっちゃ嬉しい)これからも末永く爆発させていきますのでよろしくお願いします(b・ω・)b (2021年7月23日 19時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 好き!(挨拶)他の二次創作が読むものなくなって久し振りに忍たまを見に来たら爆発しました。本気(マジ)で主さんありがとう。 (2021年7月23日 17時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます〜!頑張るので末永くよろしくお願いします〜!! (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!すんごく嬉しいです〜!!!繰り返し読んでいただけるとか…最高です…!!!これからも頑張ります!(b・ω・)b (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しらすは釜揚げしか勝たん | 作成日時:2021年7月5日 1時