阿笠邸にて ページ40
『…痛ったい。』
「自業自得だろ」
「……(呆)」
何故かあの後コナン少年に脛を蹴飛ばされた私は現在2人を乗せ阿笠邸に案内してもらっている。
デジャヴかよ。
「っていうか場所分かんねぇならメールして聞けばよかっただろ」
『昨日も一昨日も大忙しで疲れた体で来てやってるんだ、少しくらい嫌がらせしたってばちは当たらないだろ』
「やっぱり、嫌がらせだったのね」
あーみんとフィリスとの癒しのひと時を邪魔した罪は重いよ。(親バカ)(重度)
返り討ちにされた気もするけど。(脛負傷)(重症)
車の中で軽い小競り合いをしているうちに漫画で見た大きな家が二軒見えてくる。
工藤邸と阿笠邸だ。阿笠邸の前に車を止め2人を降ろし私も車のエンジンを切り降りる。
…後ろの家から視線を感じる。
気にしたら負けだ。
2人の後に続き、家の中へ入って行くと玄関から白髪にぽっちゃり体型の男性、阿笠博士が出迎えてきた。
「おぉ、2人ともお帰り。そして、おたくが話に聞いておった倉科Aさんじゃな？初めまして、わしは阿笠博士じゃ、みんなからは博士と呼ばれておる。よろしくのう。」
『よろしくお願いします。』
博士と軽い握手をした後家の中に案内された。
おぉ、漫画で見た通りじゃないか。
心の中で感動しているとソファに座るよう促され、そのままソファに腰を落ち着ける。
コナン少年と博士はその向かい側に座る。哀ちゃんはコーヒーを淹れてくれていたようでコーヒーをそれぞれの場所に置くと私の隣に腰を置いた。
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その後、コナン少年達の話を聞いた。
子供になった訳、
APTX4869の事、
黒の組織の事、
私も話せる限りは話した。流石にタイムマシンの事と異世界転送装置の事は伏せたが、
研究所で科学者として働いているという事、
普通の人より遥かに高い頭脳を持っている事、
色々な発明品を作っている事などを話した。
もちろん、年齢操作薬の事も。
「え！？じゃあそれを飲めば俺達は元の姿に戻れるって事か！？」
『2日程だけどね』
「すげぇな…Aさん」
『APTX程じゃないよ。持続時間が永遠に続くなんて凄い効果を持った薬中々作れるものじゃない。私からしてみればそちらの方が非常に興味深い。』
「でも、Aさんと協力すれば、その効果を無効にし、元の姿に戻る解毒剤が作れるかも知れないわ」
「！」
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ミコト(プロフ) - 1412さん» ……確かにっ(衝撃)ご指摘有難うございます！修正しておきます！！ (2020年1月9日 22時) (
レス) id: 9d332e4a56 (このIDを非表示/違反報告)
1412 - 思ったんですが、夢主さんが自販機でジュースを買っている話があったんですけど自販機に万札は入りませんよ？お話事態はとても面白かったです！！ (2020年1月9日 21時) (レス) id: 927162caee (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月17日 1時) (レス) id: 442cac4e68 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 凄く面白いです！ 続き楽しみにしてます！ (2019年1月17日 1時) (レス) id: a63d8a48ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミコト | 作成日時：2018年12月20日 23時
