13話 ページ13
天馬「あ…秋ネェ…」
秋「あ、天馬！
ごめんなさい。サスケを散歩してたら勝手に走って行っちゃって……」
この人は…天馬の
お姉さん？
とても綺麗な人だ。
秋「ん？
隣の子は…
天馬の彼女さん？」
にこっと微笑みながら私たちにそう言うと
私の顔は一気に熱くなり、顔を横へ振った。
天馬「ち、違うよ！秋ネェ！
この人は雷門サッカー部のマネージャーで俺の先輩だよっ！」
改めて自己紹介をされ、
私は戸惑いながらもペコッと頭を下げた。
貴方『はっ、初めまして！
松原Aと言いますっ！よ、よろしくお願いします！！』
秋「そんな堅苦しくなくても大丈夫よ？
Aちゃんね♪これからも天馬をよろしくね。」
わあ…
やっぱり綺麗で可愛くて私なんかとは大違いだ。
天馬にこんな綺麗なお姉さんがいたなんて…
でも、それは実は声に出していたみたいで…
秋「あっ…えと、
綺麗だなんて事はないけれど、
私は天馬のお姉さんではないの！」
……あ、ごめんなさい。
ダダ漏れでした…！
天馬「秋ネェは、木枯らし荘の管理人さんなんだ！
いつもお世話になってて！
あ！木枯らし荘って言うのは俺の家！他にも住んでいる人が沢山いるんだ！」
嬉しそうにはしゃいで話している天馬を見て、笑顔がたえなかった。
天馬のその笑顔…ずっと見ていたくなる。
ふっと…
さっきの事も思い出してしまうけれど……。
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作者名：れいにゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2018年3月21日 1時
