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プロローグ。 ページ2
ハクダンの森。
木々の隙間から漏れる光が、優しく地面の草むらを照らしている。
そんな穏やかともいえる森の中に、ひとりの少女がいた。
草むらに座っている。
少女はしばらくスケッチブックとにらめっこしていたが、やがて飽きたようにスケッチブックを自分の横に置くと、とすん、と草むらに寝そべった。
遅れて、太陽を反射する麗しい金髪が、ぱさり、と少女の胸の上に着地した。
少女は寝そべったまま、頭上の木々を凝視していた。それに飽きると、目をとじ、横向きに寝る。
すると、１ぴきのヤヤコマがどこからか飛んできた。少女はヤヤコマを自分の横に誘う。ヤヤコマは素直に従い、少女が寝ている横に着地した。
少女は満足そうに頷くと、瞳を閉じ、規則正しい寝息をたてはじめた。
それに気づいたヤヤコマは自分も目を閉じ、少女の隣で目を閉じた。
柔らかな風がハクダンの森を吹き抜けていく……
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みゅん(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2014年2月26日 15時) (
レス) id: 51ae46b472 (このIDを非表示/違反報告)
Ga-lu(プロフ) - カルム君との出会い、どきどきしましたっ♪更新頑張ってください♪ (2013年11月22日 0時) (レス) id: aa1842a336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：門外 | 作成日時：2013年11月17日 11時
