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「う」
気合を入れたはいいものの、
自分の部屋が近づくにつれて、
気持ちが暗くなっていくのは何故だろう。
いやだって考えてみて！？
身長180�儖幣紂⊆磴靴�はそれ以上の巨人2人が、
私の部屋の前でたむろしてるんですよ！？
恐怖以外の何物でもないでしょ。
が、ここで引いたら女が廃る。(多分)
さも、「私は何も怖がっていませんよ」
っていう顔をしながら、部屋にずんずんと近づいていく。
「あ、五条と夏油じゃん。こんなところにいたんだね。ただいま〜」
今初めて見つけたみたいな顔で手を上げれば、
――すさまじい勢いで2人がこっちにやってきた。
「随分と遅かったね、A。何してたのかな？本当に動物園に行っただけ？」
「いきなりどっか行くなよお前！！…で、どこまでやったんだよ」
「はいカルムダウンしてー落ち着いてー怖いよ二人ともー」
巨人が二人して私を壁に追い込むのは
マジの方でやめて欲しい。
数分後。私の部屋で、
昨日買った高級店のロールケーキを食べ、
暖かいローズヒップティーを飲みながら、
只今語り合っております。
チクショー、ロールケーキは湊くんと
二人で食べようと思ってたのにさ！
優雅な仕草でカップを持ち上げる夏油とは対照的に、
角砂糖を入れまくって、せっかくの風味を台無しにして、
挙句の果てに机に液体飛ばしまくってる五条。
いったいどんな教育を受けてきたのやら。
親の顔が見てみたいわ。
「だから、本当に動物園に行っただけだってば！何もしてない！」
「本当に？神に誓える？」
「誓えるけど、夏油に関係なくない？？」
「さあ、それはどうだろうね？」
うっそりと笑う夏油。裏がありそうで怖い。
「じゃあその右手の薬指につけてる指輪は何なんだよ」
「――は？」
「いや、あの、これは…」
チッ、目ざとい野郎だ。
近くのアクセサリーショップで、
湊くんと色違いで買ったものなんだけど、
私が金色のリングに濃い蒼の石、
湊くんは銀色のリングに深い紅の石。
…そして、何気に、夏油の「は？」が一番怖かった。
ドスが利いてた。
その日は夜中までそのことを問い詰められて、
途中で硝子が入ってくるまで寝れなかった。
眠たい。そして硝子ありがとう。君は女神だ。
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白音 - すっごく面白い！！更新、楽しみにしています！！ (11月19日 17時) (
レス) id: 24b42eab7f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきのふ(プロフ) - さくらのきういさん» いえいえ、全然同担拒否とかじゃないです、むしろ好きなものを共有することができる人がいるって凄く素敵で嬉しいことですよ！！ですよね、エヴァ自体、ストーリーを良く知っている人がそんなにいないんですよね…。この作品を好きだと言っていただき、嬉しいです！！ (2021年6月28日 7時) (レス) id: c629cc7e2d (このIDを非表示/違反報告)
さくらのきうい - カヲル君カッコいいですよねー。学校で話しても誰も知らなくって。あっ同担拒否とかじゃないですか？そうだったらごめんなさい。この作品すごく好きです！応援しています！ (2021年6月26日 9時) (レス) id: 65d75c56ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆきのふ(プロフ) - リリさん» 好きすぎるだなんて…照れます(*´ω｀)面白いと言って下さり光栄です、ありがとうございます！！ (2021年5月29日 21時) (レス) id: c629cc7e2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきのふ(プロフ) - 赤ちゃんさん» マジですか！？良いかもですか！？ (2021年5月29日 21時) (レス) id: c629cc7e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきのふ x他1人 | 作成日時：2021年1月19日 13時
