最後に会えたのが…君でよかった ページ8
『やば…』
眩暈がし壁に手をつけゆっくりとしゃがんだ
雨が降ってきた…このまま死ねれば楽なものの…
｢にゃぁ…｣
『…猫か』
路地裏の猫が目の前に座る
『はは…君はあったかいね』
｢そうですか？｣
『…あーー、やべぇ末期だな』
｢雨が降ってきましたねぇ｣
『んなアホな、猫は喋りません幻聴幻聴』
｢幻聴ではありません｣
『…』
ポムッと猫パンチをくらった、いや痛くないけどもムニムニだよ
『…』
｢憑依しないと喋れませんからねぇ｣
『骸！！？』
｢気づくのが遅いです｣
______________
｢そうですか…イタリアに帰るのですか｣
『うん…命令だからね』
｢…しっかり話はしたのですか？｣
『ま、まぁ』
｢嘘おっしゃい｣
『…だって』
｢あなたらしいと言えばらしいですが…無理をしては毒ですよ｣
『…もう、悲しみたくないからさ。もう誰にも会いたくなかった、最後に会えたのが骸でよかった』
｢…そんな顔しないでください｣
『え…へへ…』
ポロポロと涙は枯れることなく溢れ出た
『グスッ…っっ』
｢泣いては傷に響きますよ｣
『む…くろぉ…』
｢眠りなさい…せめて…夢の中では…笑顔でいてください｣
_________
｢むくろしゃん…大丈夫なんれすか？Aは｣
｢ええ、今のところは…しかしこんな顔は見たくなかった…
僕は笑っているAが好きなんです。こんな…悲しい顔は見たくなかったですよ｣
｢犬、Aを運ぶよ｣
｢あとは頼みましたよクローム｣
｢はい、骸様｣
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ミリア - すごく気に入った作品でした今後他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。応援してます。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
巫女 - 面白いです！続版待ってます！ (2017年8月7日 7時) (レス) id: 480f5e2efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2017年4月17日 0時
