爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話 (ページ28)

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兄の本音ページ28

｢おれは…お前を守りたかった、けどイラついちまって…それで｣

『…やめて…』

｢俺は…おまえを…！｣

『やめろよ！！』

｢っ！｣

『お願いだから…やめて

私は弱かった、ヒーローになりたかった

けど…弱かっただけなんだ

まだ、あの後の話をするべきじゃないと思う…だからしないけど

私はあんたを超えるトップヒーローになる。その時まで

まだ貴方を兄だと認められない』

自分が弱いままだと

兄と肩を並べる資格なんてないから

『だから謝らないで』

｢A…｣

『弱々しいあんたなんて気持ち悪いだけだし！ツクツクツンデレで怒りっぽくて…みみっちい癖に！』

ブチンッ

『ブチンッ？』

｢んだとごらぁぁあ！！！｣

『うわぁ！？』

｢妹だからって容赦さねぇからなぁ！？｣

手のひらを爆破させる勝己

あれ…わらって…

『ふん！やるか！？』

｢望むとこだ！！｣

立ち上がり足を踏み出した瞬間だった

フラッ

『っ！？』

｢なっ、A！｣

あれ…超眠い

キャパオーバーか…

勝己…何慌ててんだしキモいわ

負けるかよ

同等になるまで…待ってろバカヤロー