爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話 (ページ34)

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体育祭『障害物競走』ページ34

見た目だけは大雑把な地雷、もちろん本物ではなくピンク色の煙が爆発するレベル

問題なし

『わたしは関係ないわ！』

みつけたっ

『おさき！』

｢A？｣

焦凍が後方に邪魔されないように個性を使わず慎重に進んでいくのを後ろから風を使い一気にたどり着いた

そしてその後からも

｢俺の前をいくんじゃねぇ！！｣

｢爆豪…っ｣

｢てめぇ！宣戦布告する相手を間違えてんじゃねぇ！｣

Bom！！と手のひらから焦凍に向かって爆破をすると一気に前に行く

｢後方気にしてる場合じゃねぇ｣

足場から氷を貼ると一気に走り出した焦凍

【前を行く先頭は爆豪、轟兄妹だな】

『ハァハァ』

やば、風使いすぎてフラフラしてきた

個性でキャパの種類が違うから厄介

風や重力の場合脳みそが揺れて気分が悪くなる
貧血みたいな感じ

けど、曲げらんない

ふたりに追い抜かされないように個性を使いまくった

Booom！！

後ろから大きな爆発音

なんだ？と不思議そうに後ろを向くとデクが吹っ飛んできた

『！？』

しかし速度が落ちている

｢デク！俺の前を行くな！！｣

｢(追い抜かされちゃだめだ！！！)｣

再びデクは持っていた鉄を地面に殴りつけると爆発をした。その爆破を利用して再び前へと進んだ

デク…

あんなに強くなっていたなんて

あんなに

弱々しくて

守られてたデクが

私より強い…？