標的36 「調査」 ページ42
「そう…もういいよ」
『お疲れ様です！』
ピッとボタンを押し耳から携帯電話を離した
そして僕は1つため息を落とす
夜の冷たい風が体温を奪っていったのを感じ襖をしめた
「…雪村美咲の調査がここまで苦戦するとは思わなかったな」
Aがあんなことをするはずが無い…しかしAも半妖だからもし暴走なんてことをしたら…
「っ…何を考えてるんだ…僕が信じるなくてどつする」
けど…なんでAはあの日消えたのだろ
なんで…僕を置いていなくなったんだろ…
「っ…こんな事考えない方がいいな」
しばらく…距離を置くか…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
「っ…あ…つい」
「おい、しっかりしねーか」
シャマルは僕に濡れタオルで顔を拭いたり氷枕を変えたりなんとか怪我の影響で出た熱を覚まそうとしていた
夜のため流石隼人は帰らせたのだろう
少し寂しいがシャマルとリボーンがいる
「前に俺の知り合いからもらった薬持ってきたぞ」
「助かるぜ…それ大丈夫なのか？」
「中国の知り合いだ中国は漢方の国だからな、何とかなんだろ」
「中国…ってことは
「ほら、A飲め」
「…ん…ぐ」
に、にがぁ…
「うげぇ…だす」
「は！？やめろこら！！女の子がそんなことしてはいけません！」
「ぬぬぬ…ぷはぁ」涙
の、飲み込んだァ
「ねる…」
僕はそのまま深い眠りについた。痛みと悲しみと喜びと疲れと…複雑な気持ちが心を疼き気持ちが悪い
「ｽｩｽｩ」
「ひでーねつだな」
ピタッと小さい手で額に触り汗を取る
「…山彦がこっちに来てんだろ？この精神状態だと戦えねーだろ」
「戦わす気もねぇ…その時はこいつを無理にでとイタリアに返す」
「…まじかよ」
「おおまじだ…こいつも…ツナやディーノと同じ…”俺の生徒”だからな」
こいつに初めてあった日のことはよく覚えている
誰のことも信じない真っ赤な瞳に真っ白な肌…折れてしまうくらいの細い体に銀髪
そしてどこか悲しげな表情
「こいつだけは…もう傷ついてはいけねーんだ」
標的37 「昔馴染みは大切に」→←標的35 「久しぶりの感覚」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
ラッキーキャラ
フラン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリア - すごく気に入った作品でした今後他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。応援してます。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ここで並中襲いますか、骸さん！？ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 恭弥にバレるとか...www骸も幻覚ぐらいかけるべきだよね テララの作品は面白いから好き！見てて...？読んでて？楽しくなるよ！これからも何卒よろしくお願いします♪( ´▽｀) (2015年9月10日 20時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - ラティスさん» 正解です！www読んでくれてありがとうございます！これからもぜひお願いします<(＿ ＿)> (2015年9月10日 18時) (レス) id: 966e1adb5a (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - レナさん» ありがとうございます！精一杯頑張ります！ (2015年9月10日 18時) (レス) id: 966e1adb5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：テララ | 作成日時：2015年9月5日 16時
