検索窓
今日:4 hit、昨日:140 hit、合計:73,690 hit

伍拾捌 ページ9

.



「お疲れ様です。今回の最終選別を受けている剣士様で筋がいい方はいらっしゃいましたか?」


『そうですね。私が見た中ではまこ……失礼しました。花柄の着物を着ている鱗滝さんの弟子である女の子ですね。

鬼をよく見て俊敏に動いていました。恐らく剣士の中で一番賢く立ち回れているかと思われます。』



因みにこれは推しだから贔屓している、とかではない。この五日間で最終選別を受けている剣士たちの戦闘を見ていたけど、一番動けていたのは真菰だった。

他の剣士も何人か筋がいい子はいたが、真菰には及びそうにない。非力な面を補助する俊敏さを上手く活かせていたから。



「よく見られておりますね。素晴らしい観察力です。」


『ぇ、ぁ……あ、お褒めに預かり光栄です……』



無一郎が”白樺の木の精”と言っていたことが改めてわかった。原作であまね様が笑っていた場面がなかったから、私に向けて微笑んでくれたのに驚いた。

あまね様はそんな風に微笑むんだ。



「残り二日もよろしくお願い致します。」


『はい、お任せ下さい。』

伍拾玖→←伍拾漆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
253人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 救済 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年5月25日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。