玖拾陸 ページ47
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「「よろしくお願いします。」」
『うん、よろしくね。』
次の日から時間がある時にだけ二人の稽古をつけることとなった。原作では二人は別々で育手に修行していたから、これまた原作が変わっているが……もう気にしない方がいいのかしら(遠い目)
『意外と遠い所からわざわざ来てくれてありがとう。次からは私が交互に二人の元に行くつもりだけど、でももし今回ので私の鍛錬が合わなかったら遠慮なく言ってね。』
悲鳴嶼さんから一日だけ試しに鍛錬してやって欲しいと言われた。私の鍛錬が合わなければ、いつもの様に育手の元で修行させるとか。
合わなかったら鍛えたって効率悪いからね。
『とは言っても、二人の実力がわからないから……とりあえず私を殺す気でかかってもらえるかな?
私を鬼と思って本気で倒しに来てね。』
勿論木刀でだけど。二人に何かあったら嫌だからね。それに実力を図るくらいなら木刀で十分だ。
『いつでもどう____ぞ。』
「……っ……(避けられた……)」
『(戦いの場では相手が攻撃しますよーなんて言わない。隙を見て攻撃されることだってある。合図なんてない。
隙を見て殺る。……うん、わかってるね。二人の育手は絶対優秀な方だ。)』
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作者名:愛 | 作成日時:2023年5月25日 18時