陸拾漆 ページ18
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「うむ、それがよいだろう。亡くなってしまった者は……いないな?」
『はい、そこは心配ございません。それにしても、鬼は基本群がらないというのに……”何人”かいましたね。』
「………南無、おそらく鬼たちは近くに住み着いていたのだろう……」
『なるほど、そうでしたか。』
隠が来るまでは胡蝶一家は身を潜めさせていた。壊された物を踏んで怪我をされないように。
数分後に隠が到着し、後片付けをしてくれた。
『皆さん、鬼に荒らされた物も片付けてくださいましたので、もう大丈夫ですよ。』
「____本当に、ありがとうございます……私たちを助けていただき……」
『お気になさらないでください。これが私たちのお仕事ですので。
皆さんがご無事で何よりです。』
安心させるように笑いかけると、声をかけられた。私に声をかけてくれたのはカナエさんだった。
「あなたたちはどのような方なのですか…?
さっき、”鬼”と言っていましたけど……」
『………私たちは、鬼殺隊という政府非公認の組織の者です。人を襲い、人を喰らおうとする鬼を滅し、人々を守るためにある組織です。』
原作通りに、この子は……この子たちは鬼殺隊に入りたいと思うのだろうか。
両親が生きているから、鬼殺隊に進まない道を選ぶかもしれない。
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ここで大正コソコソ噂話!
本来は”一体、二体”と鬼の数は数えるが、Aちゃんは”何人”と鬼を人としてな数えていたため、悲鳴嶼さんはAちゃんが鬼に憎しみを抱いていないと察したそう!
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作者名:愛 | 作成日時:2023年5月25日 18時