陸拾参 ページ14
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『そうだ。お館様とあまね様へのお土産を買おう!七花、お館様やあまね様の好物は知ってる?』
「オ二人ノ好物ハナ____」
七花からお館様とあまね様の好物を聞いて、それを全て一箱ずつ購入した。階級が上がったお陰で、お金を貰う量が増えたから使い道が見つからなかったので助かった。
現代とは違ってグッズとかないからね。使い道が本当にないんだよね。
『すみません。お萩と三色団子を一つずつお願いします!』
「はいよ!お嬢ちゃん可愛いから一つおまけしとくよ!」
『わあ、ありがとうございます!』
小腹が空いたので、甘味処に寄ることにした。
どれも美味しい!!不死川さんはお萩好物だったから、この時代の方でも食べてみたかったんだよねえ。
「美味シソウダナ。」
『ん?美味しいよ。でも七花は鴉だから駄目ね。』
「………」
『もう……後でちゃんと用意してあげるから。』
あからさまに元気がなくなったから、餌をあげると言うと急に元気になる。……チョロいな、この子。
『お土産は任務前にそっと屋敷に置いていこう。手紙も添えて。』
「ソレガイイ!マタ明日カラ任務ガ続クカラナ!!」
『うん、また明日から頑張ろう!』
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作者名:愛 | 作成日時:2023年5月25日 18時