学力基準で入学した少女の物語【妖怪学園Y】 (ページ22)

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床に落ちた刀を素早く広い、構える紅丸。

ジンペイ『マタロウ！何とかヤツの動きを封じ込めてくれ！』

マタロウ「ええっ！？何とかって！？」

フブキ「いいから何とかして！」

無茶振りに困惑するマタロウ。フブキがそう言いながらマタロウの背中を押すと、再び手が青色に光った。

するとマタロウが勢いよく飛んでいく。

マタロウ「フブキさん何してたの〜！？」

マタロウは振り子部分にしがみついて為、無傷だった。マタロウがクロックマンを見上げると、頬を赤らめていた。

コマ「そうか！時計の動きを止めるには、振り子を止めればいい！」

ジンペイ『流石マタロウ！』

マタロウ「いや、たまたま(・・・・)だよ！」

ジンペイ『たまたま、タマタマを掴んだんだな！』

マタロウ「違うってぇ！」

ジンペイの言葉に、悲鳴に似たような声を上げるマタロウ。〝マタロウ君、ナイス！〟と素直に褒めるA。

マタロウ「そ、そうかな…！」

A「紅丸、やっちゃえ！」

紅丸「よし！一撃必殺！」

満更でもないマタロウ。紅丸はそう言ってメダルをウォッチにセットした。

〝ワーイ！エクゼキュート！〟

紅丸「怒髪天横一文字斬り！！」

刀に炎が纏うと、クロックマンに攻撃した。クロックマンは紫色に光り、消えていった。