学力基準で入学した少女の物語【妖怪学園Y】 (ページ21)

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紅丸「時は金なり。この勝負、一瞬でケリをつけてくれよう」

マタロウ「あれ？」

フブキ「何か今……」

紅丸「紅き……一閃！！」

マタロウたちが違和感を感じているが、紅丸は再び斬撃をクロックマンに直撃させた。再び振り子が金色に光り始めた。

紅丸「時は金なり。この勝負、一瞬でケリをつけてくれよう」

A「やっぱり……時間が戻ってる！」

「その通り。5秒の時をリセット出来る。それが俺様の力！」

ジンペイ『何だよそれ！キリがねぇじゃねぇか！』

紅丸の中にいるジンペイは焦った声を上げた。するとクロックマンは両腕を上げた。

「キリはないが、ハリはあるぞ〜！」

そう言うと、クロックマンは2本の針を出現させ、紅丸の刀と弾き合う。

「何時？親父！何分？デンプン！」

紅丸「くだらぬ…！」

攻撃しながらくだらないギャグを言うクロックマン。紅丸はクロックマンの攻撃を躱し、大きく飛び上がった。

刀を振り下ろそうとした時、針で弾かれてしまった。紅丸の刀がAたちに飛んでくる。

フブキ「きゃあああ！！」

A「フブキちゃん、危ない！」

フブキは咄嗟に前に手を出した。するとフブキの手が青色に光り、紅丸の刀を弾いた。