学力基準で入学した少女の物語【妖怪学園Y】 (ページ20)

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古時計「昨日の夜の、コイツの幸せそうな顔が憎たらしかったからな！

それでその女(フブキ)と犬に呪いをかけて、イタズラしてやったのさ！」

フブキ「他にやり方なかったの！？」

食堂の外からフブキたちの話を聞いていた臼見沢が、1本の髪の毛に息を吹きかけた。その髪の毛が古時計の中に入っていく。

姿を変え、怨霊クロックマンになってしまった。

「愚かな人間共め。懲らしめてやる」

ジンペイ「コイツは俺が倒す！」

ジンペイはAたちの前に出て、バケーラのメダルを弾き、ウォッチにセットした。

ジンペイ「お前の時間だ！バケーラ！」

〝ワーイ！カモンゴースト！〟

バケーラを召喚すると、続けて変身メダルをウォッチにセットした。

ジンペイ「いくぜ！変身！」

〝ワーイ！changefrom ヨウカイヒーロー！ケンゴウベニマル〟

ジンペイは桜吹雪に包まれながらポーズを決めた。ベゼルを回すとバケーラが現れ、ジンペイの体を包んだ。

〝ワーイ！ワーイ！ワイワイワイワイワイワイ…SP！〟

紅丸「赤く染まったこの体、お主の血で更に赤くなる…の巻！」

〝剣豪紅丸〟に変身完了。

紅丸「時は金なり。この勝負、一瞬でケリをつけてくれよう」

〝ワーイ！エクゼキュート！〟

紅丸「紅き……一閃！！」

紅丸の斬撃がクロックマンに直撃した。誰もが倒したと確信した時、クロックマンの振り子が金色に光り始めた。