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少々、乱暴しちゃうよ!キャピッ(^з^)-☆(何処かのキャラを感じる…) ページ37

「…」



目を開けるとそこは良く私が薬をくすねる、ポートマフィアの医務室ではないか。


全身に巻かれた包帯。ギブスで固められた折られた右腕。火傷したのかジクジクと痛む、点滴等を繋がれた左腕。これは肋骨も折れているのだろうか。顔も包帯を巻かれピリピリする。破片で切れたのだろうか。


身を起こすのも一苦労。



「スゥーハァー…」



ガシャーン



目を瞑り上を向き深呼吸をしていると花瓶を落とす音がする。



蓮「修華、さ、ん。起きてよかった!」



ゆっくりと音の下方に顔を向ける。花瓶を落としたのはどうやら蓮だ。

彼も頭に包帯を巻いているが他は結構元気そうだ。



「長い夢を見ていた気がする。」



蓮「よかった。貴方4日も寝てたんですよ!」



「蓮とQちゃんは、大丈夫?」



まだボヤボヤとする思考の中考える。



蓮「どっちも軽傷ですよ。俺なんか見た目が酷かっただけです。でも、結構Qは落ち込んでますね。」



「そっか。あとで、声を掛けに行こう。」



そこでふと不思議に思う。



「あれ、森さん達は?」



いつもなら大体、ナースコール的な奴ですぐ森がくる。なのに今日はこない。



蓮「あ、え、あーと。」



「…ふーん。」



森に口止めされているのか何かを隠す蓮。



蓮「えっと、現在、探偵社と会合中です。」



だが私の視線に耐えられなくなったのか正直に言う。


「へぇー、なんか面白い事になってるね。」



蓮「お水飲んでください。」



蓮はそう言ってベッド横にある棚の上のペットボトルを開けて渡してくるれると、割った花瓶を片付け始めた。



私は、そっと蓮に気づかれない様に点滴等のコードを外して、立ち上がる。



蓮「あ!まだ、あんせ…」



ドッバタッ



私は蓮に手刀を入れた。



蓮「あ、れ…」



「私も行こう。って、もう聞こえてないか…」



そう言って私は着替える為職務室に向かい、着替える。



「んー。組合とは、どう言う状況かなぁ。って、言うか何処で会合行われているだろう。」



移動しながら淡々を考えを巡らす。

そんな死人を見たかのような顔は辞めてくれ給え。→←私を構成する思ひ出  過去編



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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時

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