え〜。The next station is Yokohama. Yokohama. ページ31
どうやら春野女史達は、目的地に着いたらしい。
夢野「僕、お姉さん達とバイバイしてくるね。」
夢野は、そう言って列車を降りる春野達について行った。
カッカッカッカッ
爪を机に一定テンポで刻みながら考える。
敦青年が迎えに来るところをQちゃんが呪う。
治は、樋口ちゃんと銀ちゃんで足止めしている…が、恐らく気付いて春野女史達が大怪我をする前に来るだろうが、敦青年にトラウマを植え付けられる。
そのあとは、Qちゃんのヨコハマ探検かな…
そろそろかと思い席を達上がる。
丁度治が来た所だ。
「ん、Qちゃん。そろそろ列車出るよ。」
太宰「姉さん!なんで!」
「いやー、私も反対したんだけど、逆にこうよの事で怒られちゃってね。」
おっと、列車が動き始めた。
夢野「太宰さん。バイバーイ!」
太宰「…」
あ、治に睨まれている。
ま、いっか。
「さて、危ないから中入ろう?」
夢野「うん!次、何処行く?」
「うーん。何処がいいかなぁ。」
人が少なそうな所。
…臨港公園とか?よし。
「港近くの公園とか?クレープ屋が出てるかも。」
夢野「クレープ!」
どうやら、お気に召したらしい。
ガタンガタン。
夢野「…修華さんはさ、なんで僕を外に出すことを反対したの?いつもなら、逆の事言うのに。」
最寄り駅まで乗っている時に言われた。
確かに私はいつもなら勝手にQちゃんを職務室に連れ出してたりしている。
だが、今は駄目だ。
「今は、外が危険だからだよ。Qちゃんも、痛いよは、嫌いだろう?」
夢野「…。ねぇ、修華さんはなんで僕に優しいの?」
夢野は常々思っている疑問を修華に言う。
「ん?なーに、長女だから世話を焼きたくなるんだよ。」
夢野「そっかぁ。」
夢野は嬉しそうに袖で照れた顔を隠す。
「あ、そろそろつくから、降りる準備しよっか。」
夢野「うん。」
列車を降り、公園に向かって歩き出す。
時々寄り道したり、遠回りしたりと夢野は自由気ままに散策する。
夢野「あ、クレープ屋さん!」
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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時