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モンゴメリ少女の葛藤。 ページ26

巨大な人形の手に掴まれながらも、敦の手足の突っ張りにより開いたままの扉の実体が現れる

扉の奥の部屋の中、谷崎青年が手を掲げて異能力を発動させている。



モンゴメリ「どうして!ドアは確かに閉まったはずなのに!」



モンゴメリは予想もしていなかった事に声を上げる。



敦「きみの見落としは一つ。この戦いは、最初から三対一」

敦「ドアが開いた瞬間に細雪で扉の映像を偽造してもらった」



モンゴメリ「そんな……そのうえ部屋へと吸い込む力に腕力だけで抵抗するなんて……」



モンゴメリはたじろぐように一歩後ずさる。



敦「僕は強くもないし人気者でもない。だから他人を妬み怨む君の情動はよく判る。本当は君にこの作戦を失敗して欲しくない。
でも……僕は弱くて未熟だから他にいい方法が思いつかない」



いきなりモンゴメリの体が敦に向かって引っ張られていく。よく見ると体にリボンが結ばれていて、その端を敦が握っていた。



モンゴメリ「これは……!」



敦はわざとアンに捕まり、引き込まれる直前にモンゴメリの体に森さんに捕まった時のリボンを巻き付けていたのであった。

リボンで引き寄せられ、モンゴメリは敦の腕に捕らわれる。



敦「こんなこと、本当は僕だってやりたくない。だけど僕は未熟だからこれ以外に方法が思いつかない!」



モンゴメリ「放しなさい!」



モンゴメリは敦の腕から逃れようとして暴れる。しかし、虎の腕力に敵うはずがない。



敦「異能を解除して皆を解放しろ。断るなら、君を奥の部屋に引きずり込む」



鍵が無ければ扉は開かない。モンゴメリが幽閉されれば扉を開けられるものは居なくなる。脅迫にも近い脅しだが、他に方法がない。


正直言うと、モンゴメリ少女は自分で解除すると言う方法を絶対に取る。



モンゴメリ「あたしは……失敗するわけには……!」



敦「今から手を離す。決断の時間は扉が閉まる一瞬しかないよ。」



モンゴメリ「だめ!待っ」



その声と同時に敦青年は扉の枠から手を離した。凄まじい勢いで奥の部屋へ引き込まれていった。

うん、題名思いつかねぇ!→←きゃー。こわいこわい。(棒)



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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時

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