ヨコハマギャングスタアパラダヰス ページ3
ドガガガッ
「あーあ。派手にやっちゃって…」
現在、とあるヨコハマの路地裏の影にて、樋口ちゃんが人虎を捉えるべく、派手に人虎含め探偵社員に発泡しているのを見る。
「これで乱歩君に嫌われたら嫌だなぁ。」
芥川「死を惧れよ 殺しを惧れよ 死を望む者 等しく死に 望まるるが故に」
「お、此処で芥川君が到着したようです。」
「おーと!芥川君、樋口ちゃんをぶったぁ!あとで、お説教しなきゃね。」
「お!人虎君が虎化した!白虎、綺麗。」
治「はぁーい、そこまで」
どこからともなく現れた治が、いきなり両者の中央に立ちはだかる
芥川「なッ......」
治は両手を上げ、その掌で両者の突進を遮ろうとし、その指先に触れた瞬間、羅生門はただの布となり、虎の巨体は消失した。
気を失って倒れる白虎君。
「あーあ、ゲームオーバー…ボソッ」
樋口「貴方は探偵社の......!」
樋口ちゃんは忽然と姿を現した治に銃口を向ける。
おっと、これはいかないと思い万が一の為に樋口ちゃんの持つ銃に、標準を合わせる。
樋口「何故貴方がたがここに......!」
太宰「美人さんの行動が気になっちゃう質でね。こっそり聞かせて貰ってた」
樋口「な......真逆....!!」
治がヘッドホンをチラつかせる。
あーらま、これは樋口ちゃんにもお説教かな…
樋口ちゃんが慌ててポケットを探ると、盗聴マイク、そして小型のGPSが出てくる。
樋口は探偵社での二人の行動を思い返した
太宰は自身を口説いた、恐らく仕込んだのだろう
樋口「では、最初から私の計画を見抜いて......」
治「そゆこと。」
治「ほらほら、起きなさい敦君。三人も負ぶって帰るの厭だよ私ー」
樋口「ま、待ちなさい!生きて帰す訳には!」
再び樋口が銃口を向けた。
そして、影からそれを狙い引き金に指をかける修華。
芥川「くく......止めろ樋口。お前では勝てぬ」
樋口「芥川先輩!でも!」
芥川「太宰さん、今回は退きましょう。しかし、人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く」
治「何故だい?」
芥川「簡単な事。その人虎には......闇市で七十億の懸賞金が懸かっている。裏社会を牛耳って余りある額だ」
治「それは........随分と景気の良い話だね」
ほんと、そうだ。組合さんは金持ちでいいもんだ。
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果林糖(pixivの方に揃えました。)(プロフ) - 雪うさぎさん» デットアップルは、めっちゃ一瞬ですけどね。 (4月19日 23時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - デットアップルだー!!!!!!楽しみすぎます!更新頑張ってください! (4月19日 16時) (レス) id: b0525d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こちら名無し - うっわ。。。めっちゃ楽しみです、、、頑張ってください!!!! (3月1日 19時) (レス) @page40 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(←履歴を消したバカ)(プロフ) - せなさん» 暗くなり過ぎない様に意識してるのでそう言って貰えて嬉しいです。 (1月22日 7時) (レス) id: b9e38a5313 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 待って待って今から読むんだけどなんか、二度目はなくってよって書いてて吹いた笑 (1月21日 22時) (レス) id: fdd34e7dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零奈 | 作成日時:2024年1月13日 0時