謎の少女>>５ ページ6
三雲｢ で、でも...さっき車に轢かれてっ！ ｣
空閑｢ オサム、違う違う。俺もお姉さんも轢かれてないよ。さっきこのお姉さん俺を引っ張って車を跳んで避けてこっちに着地したんだよ ｣
三雲｢ ！･･･車を跳んで避けたっ！？･･･ ｣
オサムはあんぐりと口を開ける。女の人はほんの一瞬俺の言葉に眉を動かす。
謎の少女｢ ･･･あの状況でそこまで見えていらっしゃるなんて...素晴らしい動体視力ですね ｣(
私のあのスピードが見えるとは...元々か？･･･いやどちらかと言うと素早い戦闘の動きを見慣れてる･･･って方が合ってるかな･･･ )
空閑｢ そうか？俺の周りの人は結構あれくらいなら見えると思うぞ？オサムはまだ慣れてないけどな。 ｣
謎の少女｢ 類は友を呼ぶ、と言いますし、戦闘能力の高い方に自然と強い方達が集まったのかもしれませんね ｣
空閑｢ ルイはトモをヨブ･･･？ ｣
三雲｢ 類は友を呼ぶっていうのは、気の合う者や似通った者同士は、自然に寄り集まって仲間を作るものだっていう意味のことわざだ... ｣
謎の少女｢ きっと貴方もその1人ですね ｣
三雲｢ えぇっ!?･･･い、いや僕は･･･皆に追いすがるのが精一杯で･･･ ｣
謎の少女｢ 強さは何も戦闘能力だけではありませんよ、生真面目な学生さん？･･･貴方は既に強いですよ ｣
三雲｢ !!･･･えっいや･･･そんな･･･!!!･･･// ｣
( !!!･･･この人よく考えたら凄い顔が整ってる･･･というかめちゃくちゃ美人だ･･･っ･･･ )
オサムは強いと言われてアタフタして否定して謎の女の人の顔を見た直後赤面して固まってしまう。
空閑｢ オサムは面倒見の鬼だからな、お姉さんよくわかってるね ｣
謎の少女｢ いえ、滲み出るものがありましたもので ｣(ﾆｺﾆｺ
空閑( ･･･ポーカーフェイス、か･･･全然外れないな。まぁ会ったばっかだし当たり前と言えば当たり前だけど･･･でも、それでもやっぱ只者では無いね、この女 )
空閑｢ お姉さんもその1人？ ｣
謎の少女｢ ･･･？･･･類は友を呼ぶ、の話ですか？ ｣
空閑｢ もちろん。だってお姉さん明らかに強いでしょ？･･･戦闘能力の意味で、さ？ ｣
俺の言葉に謎の女の人は薄く糸目を開き、金色の瞳を見せる。
謎の少女｢ ･･･これは、これは……厄介なほど高い洞察眼をお持ちで･･･ ｣
そして細く鋭い視線を俺に向けて呟くようにそう言う。
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蘭(プロフ) - すみません、携帯壊れちゃって遅くなりました！笑心さんありがとうございます。遅くなるかもしれませんが、これからも見て言っていただけると大変嬉しいです。ありがとうございました！ (2017年12月2日 21時) (
レス) id: 3e45ade81c (このIDを非表示/違反報告)
笑心 - 続き楽しみです！頑張ってください！ (2017年11月27日 20時) (レス) id: 0e4719bb65 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - すみません･･･ちょっと今手詰まり状態ですので回復したら更新再開します<(_ _)> (2017年9月26日 16時) (レス) id: c523d99ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 更新再開楽しみにしながら待ってますこれからも大好きな作品です (2017年9月26日 16時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 読者の皆様全然更新してこれなくてすみませんでした<(_ _)>これからは少なくとも週一で更新出来ると思うので宜しくお願いします(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2017年9月2日 16時) (レス) id: c523d99ba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2017年8月9日 19時
