謎の少女>>６ ページ7
空閑「 ･･････ 」
意味深な発言に俺は少し警戒の目を向ける。ほんの僅かな時間、沈黙が緊張感と共に漂う。
三雲「 ??･･････？ 」( 何だこの空気?? )
空閑( ･･･この感じ、やっぱコイツ只者じゃない )
いつでも戦闘態勢に入れるくらい警戒を強めようとした瞬間、彼女がその空気を断ち切るかの如く糸目に戻り、フッと微笑んでスっと俺達に背を向ける。はらりと彼女の灰色のコートが揺れる。
謎の少女「 では、お忙ぎでしょうし……私はこれで失礼しますね。くれぐれも怪我のないように過ごしてください 」
彼女は片手を上げて顔だけ振り返り気味にそう言葉を残し歩いていった。独特の妖艶さすら感じさせる微笑みを浮かべた少女がやはり最後までそれを崩すことなく雑踏に消えていった。
三雲「 なんか、嵐みたいな人だったな･･････ 」
オサムは少し呆然とした表情でしみじみと独り言の様に呟く。
空閑「 ･･･オサム、学校本当に──
三雲「 あっ!しまった、空閑急ぐぞ!! 」
俺の言葉にわぁああと焦り出して走り出しながら俺に言う。俺達は学校に急いで向かい出す。
空閑( ･･･さっきの人、何となく悪い人では無さそうだな･･･助けてくれたし･･････)
そんな考えの中走っていて、ふとめちゃくちゃ頑張って走ってるオサムが視界に入る。
空閑( そんなに、頑張らなくてもトリガー使えばいいのに･･･ )
しかしそんな考えのすぐ後に(いや、それがオサムか)と思い笑みがこぼれる。
空閑(まぁ、今はとにかく今はガッコウに急ぐかな？ )
俺達は学校まで全力でダッシュしたが、案の定間に合わず遅れて教室に入ることとなった。まぁ、オサムの信頼もあって特に叱られもしなかったが、オサムはどうにもそれが嫌なようなので言わないことにしておこう。
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蘭(プロフ) - すみません、携帯壊れちゃって遅くなりました！笑心さんありがとうございます。遅くなるかもしれませんが、これからも見て言っていただけると大変嬉しいです。ありがとうございました！ (2017年12月2日 21時) (
レス) id: 3e45ade81c (このIDを非表示/違反報告)
笑心 - 続き楽しみです！頑張ってください！ (2017年11月27日 20時) (レス) id: 0e4719bb65 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - すみません･･･ちょっと今手詰まり状態ですので回復したら更新再開します<(_ _)> (2017年9月26日 16時) (レス) id: c523d99ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 更新再開楽しみにしながら待ってますこれからも大好きな作品です (2017年9月26日 16時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 読者の皆様全然更新してこれなくてすみませんでした<(_ _)>これからは少なくとも週一で更新出来ると思うので宜しくお願いします(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2017年9月2日 16時) (レス) id: c523d99ba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2017年8月9日 19時
