第２２５話 花 ページ19
エドガー「彼がキャプテンですね。紹介していただけますか？」
坂本「えぇ」
会場中の視線が二人に集まる中、エドガーは円堂の腕に付けられたキャプテンマークを見て
彼がキャプテンだと分かったようだ
Aはエドガーと共に二人の下へ歩み寄る
坂本「木野、円堂」
円堂と、円堂の背から降りる秋
他の人達も既に自分達の世界に入っているのか、それとも見ないフリをしているのか、視線は向いていない
坂本「紹介する。こちらはナイツ・オブ・クイーンのキャプテンでＦＷの、エドガー・バルチナスさん」
エドガー「エドガーです。よろしく」
Aの隣に立っているエドガーが挨拶をすると、秋は申し訳なさそうに軽く頭を下げる
秋「遅くなってすみませんでした」
エドガー「構いませんよ。花は、遅く咲くほど美しい」
秋「？は、はぁ…」
坂本「エドガーさん、彼がイナズマジャパンのキャプテンで…」
円堂「ＧＫの円堂守！よろしくな！」
Aの言葉に被せるように言い、握手をしようと手を差し出すが
その土に汚れた手を見て、エドガーは見下すような笑みを小さく浮かべてやれやれといった様子で肩をすくめる
そしてその手を取る事はなく
エドガー「とりあえず、服を着替えてきたらどうかな？」パチンッ
円堂「ごめんごめん、グラウンドから直接来たからさ」
セバスチャン「お呼びですか？」
エドガーの指パッチンを合図に呼ばれた執事が、すぐにやってきた
エドガー「セバスチャン、彼にタキシードを。それからレディーには新しい靴を」
セバスチャン「かしこまりました。こちらへ」
エドガー「では、ゆっくり楽しんでいってくださいね。行きましょう」
視線をAに向け、彼女を連れその場から去るエドガー
そして噴水の傍へ来ると、ヒールを履いている彼女を休ませるためか手を差し出す
エドガー「お疲れでしょう、座ってお話しませんか？」
坂本「お気遣いありがとうございます」
エドガーの手を取り、噴水の石作りの縁にゆっくりと腰を下ろすA
彼女の隣にエドガーも座るが
その距離はやけに近く、少し動けば肩と肩が触れ合うほどだった
しかしAは気にする様子はない
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2019年12月19日 13時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼します！お話を読んでとても興奮しました！豪炎寺の事が大好きな私にとってこのお話はほんとに神です！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年12月3日 6時) (レス) id: f531a252e9 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - 失礼します！いつも「冷酷に、無情に」の更新楽しみにしてます！とうとう6章ですね！これからも頑張ってください！ (2019年11月30日 19時) (レス) id: c2f40fc0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月30日 19時
